現在WSL-QSアジアランキングでトップの日本を代表するトップ女子プロサーファーの脇田紗良が、2024年１月１日からWAVE WARRIORS ウエットスーツへ移籍することとなった。

千葉県勝浦市に自社工場を持ち、ロックホッパー／ROCKHOPPER及び、ウェーブウォリアーズ／WAVE WARRIORSを展開するウエットスーツメーカーであるネクストレベル社と契約した脇田は、2023年度JPSAグランドチャンピオンを獲得した西慶司郎と牛越峰統をはじめとする、トップサーファーたちのチームに加わり、2024年から新しいスタートを切る。

昨年の１１月に韓国のウェイブパークで初開催されたQS3000「シフン・コリア・オープン」。パワフルなレフトの波を舞台にハイパフォーマンス・サーフィンによる素晴らしい盛り上がりを見せた。

脇田紗良は、韓国の前に行われたQS5000台湾オープンで優勝し、アジア・ランキングトップで韓国入り。エクセレントを叩き出す、素晴らしいバックハンド・サーフィンを披露したが、怪我を負うアクシデントに見舞われて途中棄権となった。

試合直後のSNSには車椅子で移動する写真がアップされて、怪我の経過が心配されていたが、リハビリも順調でサーフィンも再開。心機一転、新しい年に向けて抱負を語った。

4週間リハビリとトレーニングを重ねて海に復活

「怪我は韓国QS3000のクオーターファイナルの一本目で膝を痛めてしまいました。診断は内側靱帯損傷。

自分の中では一本目で痛みを感じた時に、もう一本乗ってみて無理そうだったらやめようと思っていたんですが、アドレナリンでどうにか逆転できたのでセミもやり続けました。でもセミは痛みが凄くて全く思うようにサーフィンできなかったです。

今はトレーナーさんと4週間リハビリとトレーニングを重ねて、やっとここ最近海に復活しました。

前より海に入れない分トレーニングに専念できて、サーフィンが本調子に戻った時に、前以上の成長を見せることが出来るんじゃないかと自分は思ってます！！

全力で楽しめたら一番最高な脇田紗良を見せれる

現在のQSランキングは1位の脇田。今後のQSの試合出場については「まだまだ今年も4戦あるので気を抜かず、出れる試合は全て出たいと思ってます！ランキングはあまり気にしていなくて、自分は試合に出るたびに楽しむことを目標にやっているので、全力で楽しめたら、それが結果につながって一番最高な脇田紗良を見せれるのかなって思います。

去年は一歩のところでCSにクオリファイできず、すごく悔しい思いをしたので2024年はしっかりクオリファイして、CSの舞台でも全力で楽しみたいです！」と語った。1日も早く怪我から復活して、さらにパワーアップした脇田紗良のサーフィンが見たい。今後の彼女の活躍に期待だ。がんばれ！脇田紗良！

https://www.instagram.com/sara_wakita1010/