アボカ・ビーチ、NSW / オーストラリア(2023年3月18日土曜日)-カラニ・ボール(AUS)とザーリ・ケリー(AUS)が、2023 Vissla & Sisstrevolutionセントラル・コースト・プロ presented Mad Mexでエピックな勝利を手にした。
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のクオリファイング・シリーズ(QS)3,000イベントは、アボカ・ビーチの2~3フィートの超クリーンな波で、すべてのコンペティターのエピックなパフォーマンスで終了した。
松岡亜音と池田美来が3位。
ファイナルデイとなった本日は男子のセミファイナルからスタート。続けて行われた女子セミファイナルでは、日本の池田美来と松岡亜音が、それぞれザーリ・ケリーとニキシー・ライアンと対戦。
池田はスタートから昨日のヒートを思い出すキレのあるバックハンドでスタート。4.83 をスコアして、バックアップに2.93を揃えてヒートをリードした。しかし、パワフルサーフィンで5.23を保持していたケリーが後半に入り、バックハンドで4.53をスコアして逆転。さらにトップスコアを5.93に塗り替えてリードを広げる。
池田もバックアップを3.50まで上げるも逆転ならず。惜しくもここで敗退となり3位でフィニッシュ。それでも貴重な1,825ポイントを獲得した。
松岡もスタートから快調に飛ばし、今大会で見せるパワフルなバックハンドで4点台、5点台を連発。ヒートを完全にコントロール。6.17 と5.87のベストスコアを揃えて完全に松岡ペースに試合となった。
しかし残り10分、ライアンがニードスコアは6.17で7.50をスコアし逆転。今度は松岡がニード6.67と追い込まれてしまう。
優先権を持って波を待つ松岡に対し、ライアンは駄目押しの6.33をスコア。ニードスコアは7.66と広がってしまう。松岡は最後のチャンスを掴むも逆転ならず。惜しくも3位でフィニッシュ。
カラニ・ボールとザーリ・ケリーが優勝
男子では、サウスコーストで活躍するカラニ・ボール(AUS)が2023年のフォームサーファーであるアリスター・レジナート(AUS)とファイナルで対戦。
ボールが最初の2本のライディングで14.73(20点満点中)の2ウェーブ・トータルを記録し、優勝を飾った。
女子では、2022年のチャレンジャーシリーズ(CS)で予想以上に厳しいシーズンを過ごしたNSW州ノースコーストの若き天才、ザーリ・ケリー(AUS)が、ファイナルで今年注目の選手であるニクシー・ライアン(AUS)と対戦。
ケリーは、オープニングライドで7.00をスコアすると、ヒートトータルで12.67をマークし、ライアンの追随を許さず、勝利をつかんだ。
今回のイベントが終了し、選手たちはアジアとオーストラリア/オセアニア地域の最終QSイベントであるニューキャッスルSURFESTへとフォーカスを移す。5000ポイントを争うこのイベントで、2023年のチャレンジャーシリーズの代表が決定する。
Vissla & Sisstrevolution Central Coast Pro
アジアランキングの動き。
今回の試合では、アジアランキングと出しトップ5、女子のトップ3に入れ替えは起こらなかった。しかし今回の結果で松岡は、アジア・ランキングで4位の選手との差をさらに広げ、3位のポジションを確固たるものし、チャレンジャーシリーズのアジア枠獲得へ大きく前進した。
また池田も松岡同様に1,825ポイントを獲得し、ランキングを7位まで上げた。そして、男子では、新井洋人が8位までジャンプアップ。
最終決戦はニューキャッスル
来週月曜日の20日からニューキャッスルで始まる今シーズン最後の予選となるQS5000に望みを繋いだ。
QS5000は獲得出来るポイントが大きだけに、一発逆転の大どんでん返しもありだが、出場する選手の層もグンと上がり、リスクも高くなる。
まだヒート組は発表になっていないが、男子では地元のCTサーファー、ジャクソン・ベイカーをはじめ、元CTサーファーのジュリアン・ウィルソン、エース・バカン、ジェイコブ・ウィルコックスなどがコンファーム。
女子では、ブロンテ・マコーレー、シェラ・カー、そして日本の都筑有夢路といった注目の選手がコンファームされている。
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オーストラリア – QS5000 オーストラリアとの共同開催
2023年3月20日 – 26日
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mqs?regionId=6&seasonNumber=2&year=2022
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wqs?regionId=6&seasonNumber=2&year=2022