新井洋人がオーストラリアで開催中のQS3000でベスト16進出。男女QS3000「セントラル・コースト・プロ」大会4日

アボカ・ビーチ、ニューサウスウェールズ/オーストラリア(2023年3月16日木曜日)-オーストラリア、ニューサウスウェルズ州のアボカビーチで開催中の男女QS3000「Vissla & Sisstrevolution セントラル・コーストプロ」大会4日目。

 

本日は、30分ヒートで女子ラウンドオブ32 の H5-8までを行い、その後、男子ラウンドオブ32を8ヒート。そして、女子のラウンドオブ16が行われベスト8が決定。日本の池田美来と松岡亜音が見事ベスト8入りを果たした。(女子のリポートは別記事でアップ。)

 

 

 

 

その女子ラウンドオブ32の後に行われた男子ラウンドオブ32では、H2に岩見天獅、安室丈が登場。両者ともハードに波を攻めたがラウンドアップならず。

 

H4の西慶司郎は、バックハンドで4.57をスコア、フォアハンドでソリッドなリエントリーで6.77を決め、2位につけるも最後は逆転されて、惜しくも敗退。

 

金沢呂偉

 

H6の金沢呂偉は、ソリ・ベイリー(AUS)、ジョージ・ピター(AUS)らと対戦。金沢はスタートから3ポイント台を2本揃えてトップでヒートを開始。さらにバックハンドのソリッドな2ターンコンボでエクセレントに迫る7.57をスコア。

 

ハイスコアを揃えるベイリーに次いで2位のポジションをキープ。しかしピターに逆転され3位へ。残り5分を切って、バックハンドで大きなスプレーを上げる2つのビッグターンを決め5.67をスコアして、大逆転で2位に浮上。

 

しかしピターがラストライドで7.07 をスコア。3位からトップに躍り出て、金沢は3位に転落し、惜しくもここで敗退となった。

 

 

新井洋人のYouTubeチャンネルでは、今大会に出場する大原洋人、西慶司郎&優司、大音凛太との共同生活がアップされているので要チェック。今回は今日のヒートの状況などを説明してくれている。

 

 

H7の新井洋人は、グレン・ホール、タジ・ストークス、サクソン・リーバーと対戦。新井はスタートからバックハンドのソリッドなターンで4.70をスコア。しかしグレン・ホールとサクソン・リーバーが2本のスコアを揃えて新井は3位のポジションを強いられる。

 

後半に入り、レフト狙いからライトに切り替えた新井は、ライトのグッドセットをキャッチ。フォアハンドのビッグターンで素晴らしいスプレーをあげ、さらにクローズセクションでリエントリーを決め、7.10をスコアして2位に浮上。

 

 

新井洋人

 

さらに新井は優先権を使って再びビッグライトをキャッチ。先程のライディング同様に大きなビッグターンを決めて7.07をスコア。2位のポジションを固め、食い下がるグレン・ホールの追い上げを振り切り、見事ラウンドオブ16へ勝ち上がった。

 

 

現在アジアで勝ち上がっているのは宮崎で優勝したランキング4位のジョン・マーク・トコンのみ。現在13位の新井は、ここで一つでも多くのポイントを稼ぎ、ランキングアップを狙い、CSクオリファイ圏内に入りたい。

 

男子ラウンドオブ16マッチアップ

女子のクオーターファイナル

 

明日の大会5日のスケジュールは、7:00コール、8:00スタート予定。男子ラウンドオブ16、女子クオーターファイナル、男子クオーターファイナルが30分ヒートで行われる予定だ。頑張れ!日本!

 

 

Vissla & Sisstrevolution Central Coast Pro
オーストラリア – QS3000 オーストラリアとの共同開催
2023年3月13日 – 18日