男女CSリージョナル最終予選QS5000「Burton Automotive & Speaking In Colour Pro」明日から開幕。

ニューカッスル、ニューサウスウェールズ州、ミアウェザー・ビーチ(2023年3月19日日曜日) – オーストラリア、オセアニア、アジアの新進気鋭のサーファー180人以上が、ニューキャッスルを象徴する「ニューキャッスル・サーフェスト」の一部として明日から始まる「Burton Automotive and Speaking in Colour Pro 」に向け集結した。

 

今回のワールド・サーフ・リーグ(WSL)のクオリファイング・シリーズ(QS)5000は、’22/’23年のリージョナルQSの最終イベントで、今年のチャレンジャー・シリーズの地域代表を決定するイベント。

 

昨年のイベント勝者でもあるCTサーファーのジャクソン・ベイカーが今年も参戦。© WSL / Diz

 

優勝者には5000ポイントが与えられるため、両地域のランキングを大きく変動させる可能性がある。そして、今大会終了後、オーストラリア・オセアニア地域の男子上位7名、女子上位5名、アジア地域の男子上位5名、女子上位3名、そして両地域の男女ワイルドカード1名が、2023年チャレンジャーシリーズの出場権を手にすることになる。

 

ジャービス・アール WSL / Tim Hain

 

今シーズンのオーストラリア・オセアニアのトップランナーはペイジ・ハレブ(NZL)、2位がコビー・エンライト(AUS)、男子トップはジャービス・アール(AUS)、2位がアリスター・レジナート(AUS)。

 

アジア男子のトップはケトゥ・アグス(INA)、女子トップは野中美波、2位都築虹帆、3位松岡亜音が、後続を寄せ付けず上位を維持できるか注目されるところである。

 

ジュリアン・ウイルソンが出場 WSL / Ethan Smith

 

2023年バートン・オートモーティブ&スピーキング・イン・カラー・プロは、次世代のチャンピオンシップ・ツアー(CT)ホープとともに、元CT選手のモーガン・シビリック(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)、長年にわたり世界タイトルを狙ったジュリアン・ウイルソン(AUS)などが出場。

 

現在CTに参戦しているジャクソン・ベイカー(AUS)は、バートン・オートモーティブ・プロで連続優勝を狙う一方、来るリップカール・プロ・ベルズ・ビーチに向けた準備を進めている。

 

明日のファーストコールは現地時間の午前7時、8時(日本時間6時)スタートを予定している。男女共スタンバイ。

 

田中大貴、松田詩野、野呂海利、岩見天獅のウォームアップセッション。

 

明日の開幕を前にヒート組も発表。

 

R128からは、H3萩田泰智、H8渡辺寛、H9井上龍一、H10岡村晃友。R96からは、H2矢作紋乃丞、野呂海利、H3金沢呂偉、H8大音凛太、H9須田喬士郎、相澤日向、H10岩見天獅、H13山中海輝。

R64からは、H5西優司、H6西慶司郎、H11新井洋人、H15大原洋人、田中大貴、H16安室丈。

 

女子R64は、H3松永莉奈、H4斎藤麗、H6都築虹帆、H8佐藤李、H9都筑有夢路、H10松岡亜音、池田美来、H11脇田紗良、馬庭彩、H12大村奈央、松田詩野。

 

2023年チャレンジャーシリーズの出場権

 

アジア男子は混戦状態、アジア女子はほぼ確定のラインといった様相だが、トップ3位以外の選手でもファイナルまで勝ち上がれば望みは残されているので、ランキング争いは最後まで目が離せない。今回もトップの野中美波は欠場。

そして、前回のアボカで3位入賞の松岡亜音と池田美来、そして男子でも5位と大健闘した新井洋人が今回のQS5000でどんなサーフィンを見せてくれるか注目したい。

 

 

2023年のBurton Automotive and Speaking in Colour Pro WSL QS 5,000イベントは、2023年3月19日~26日に開催される予定です。詳細やイベントのライブ視聴は、www.WorldSurfLeague.com にアクセスするか、無料のWSLアプリをダウンロードしてください。