WSLが2022年のチャンピオンシップ・ツアーのクオリファイ基準とミッドシーズン・カットについて発表。

パイプで活躍が期待される五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Cestari

 

現地時間:2021年8月27日(金) ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、2022年のCTおよびミッドシーズン・カットの概要を発表。2022年のチャンピオンシップツアーの出場選手は、来シーズンのトップシードが正式にロックインされたため、より明確な見通しになりつつある。以下が2021WSLリーダーボードでの最終ランキングに基づいた男子トップ20、女子トップ9。

 

このメンバーに9月から開幕するチャレンジャーシリーズの男子トップ12、女子トップ6。そして、怪我によるワイルドカード男子2名、女子2名、さらに各イベントごと男子2名、女子1名のワイルドカードが追加されて、2022年のチャンピオンシップツアーの出場選手が確定となる。

 

 

The Very Best Of The 2021 Championship Tour

 

 

女子2022年チャンピオンシップ・ツアー確定選手

 

1 カリッサ・ムーア
2 タティアナ・ウェストン・ウェブ
3 サリー・フィッツギボンズ
4 ステファニー・ギルモア
4 ジョアン・ディフェイ
6 キャロライン・マークス
7 タイラー・ライト
8 イザベラ・ニコルズ
9 コートニー・コンローグ

 

男子2022年チャンピオンシップツアー確定選手

 

1 ガブリエル・メディーナ
2 イタロ・フェレイラ
3 フィリーペ・トリード
4 コナー・コフィン
5 モーガン・シビリック
6 グリフィン・コラピント
7 ジョーディ・スミス
8 五十嵐カノア
9 ヤゴ・ドラ
10 フレデリコ・モライス
11 ジョン・ジョン・フローレンス
12 ジャック・ロビンソン
13 レオナルド・フィオラバンティ
14 ディビッド・シルバ
15 ライアン・カリナン
15 イーサン・ユーイング
17 ケリー・スレーター
18 ジャドソン・アンドレ
19 セス・モニーツ
19 ミゲル・プポ

 

 

2022年のCTは男子36名、女子18名でスタート。

 

 

新しいコンテスト会場やツアー構成の刷新により、2022年のCTシーズンは男子36名、女子18名でスタート。構成は以下のようになります。

 

  • 2021年のCTの成績により、男子20名、女子9名
  • 怪我によるワイルドカードで男子2名、女子2名
  • 2021年のチャレンジャーシリーズ(CS)から男子12名、女子6名
  • さらに各イベントごと男子2名、女子1名のワイルドカードが追加される。

 

 

ミッドシーズン・カット

 

またCTシーズンの中盤ではミッドシーズン・カットが行われ、男子36名、女子18名が男子22名、女子10名にカットされる。これらの残ったサーファーは、ツアーの後半戦(男子2名、女子2名のワイルドカードが加わる)を戦うのと同時に、2023年のCTに自動的にリクオリファイが確定する。

 

ミッドシーズンカットが行われることで、イベント期間中に最高のコンディションでの試合開催が可能となり、ビッグスター同士の対戦が増え、よりコンパクトでエキサイティングなイベントが実現することとなる。

 

惜しくもカットされたサーファーは、第5戦の西オーストラリア大会直後に開催されるCSに参戦し、翌年のCTへの出場権を獲得するために戦うことになります。

 

 

2022年のWSL CTは男女共1月にパイプラインで開幕

 

 

2022年のWSL CTは、7カ国で10のレギュラーシーズンイベントが開催され、1月には世界的に有名なハワイのパイプラインで、初の男女合同イベントが開催。CTは、男子は24年ぶり、女子は史上初となるインドネシアのG-LANDがカムバック、8月にタヒチのチョープーで締めくくられる。

 

2回目となるリップカールWSLファイナルは9月に開催され、WSLファイナル5の男女サーファーが、世界タイトルをかけて対決する。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/posts/482572/2022-championship-tour-qualifiers-locked-in-for-upcoming-season