日本が誇るウエットスーツの技術革新によって、新たなサーフポテンシャルの境地を切り拓いくてゆく「BeWET 」の2021年スプリング・サマーのカタログ制作が開始され、プロサーファーたちのモデル撮影が行われた。
今シーズンの「BEWET 」は、3年連続JPSAグランドチャンピオンの加藤嵐をはじめ、東京オリンピックの日本代表選手に条件付き内定を獲得している村上舜、日本のレディース界を牽引する脇田紗良など、様々なコンテストで活躍するライダー達からのフィードバックをもとに、これまであった独自のエントリーシステムをさらに進化させて、より快適に脱ぎ着がしやすく、運動性も向上したモデルを今春発売する。
また、よりサスティナブルな商品開発の一環として、水性ボンドを使ったアクアというマテリアルがラインアップに加わり、より環境に優しい商品作りを目指していく。今回はそんなBEWETのライダーたちにコロナ禍で迎える今シーズンの目標について話してもらった。
「モチベーションをキープして、いつでも準備が出来ている状態にしたい。」加藤嵐
「昨年は試合がどうなるかとか、いつ始まるんだろうとか考えて、自分の気持ちの上がり下がりでパフォーマンスに影響が出るということに気付かされた年でした。
普段のサーフィンでも試合モードのサーフィンではなく、ツインフィンの板でサーフィンを楽しんでいたりとか。去年はJPSAとジャパンオープンと2試合あったんですが、そんな状況で試合までに自分のサーフィンが調整出来なかったというのを実感しました。
なので、今年は試合がいつ始まっても良いような準備をするという心構え、目の前にある目標に対して、どうのというよりも、自分のモチベーションをキープして、いつでも準備ができているような調整方法をやっていきたいと思っています。」
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「クオリファイとオリンピックが今年の目標です。」村上舜
「今年の目標としては、去年と変わらずクオリファイを目指すというのが今の一番の目標で、その次にオリンピックって感じなんですけど。チャレンジャーシリーズも今年出場できることが決まっているので、そこに標準を合わせ、もっとレベルアップさせるために体を鍛えていきたいなと思っています。
ハワイは毎年行っているので行きたい気持ちもあって、波も良さそうなので行きたいんですけど、宿泊する場所や今の状況とかもあって、まだ考えている最中なんです。2月とか3月とかに行けたら行きたいなと思っています。
でも逆に、この冬の時期に日本に居られることがなかったので、雪の中の良い波でサーフィンしたりとか、映像に残す事にもっとフォーカスして、良い映像が残せたらなと思っています。」
https://www.instagram.com/shunmurakami_mobb/
「新しいことを見つけていきたいと思っています。」辻裕次郎
「昨年同様でコロナ次第の部分はあると思いますが、試合がなければなかったで、スクールとか試合以外のサーフィンで自分に出来ることを考えていきたいです。去年やってきたことをやりながらも新しいことを見つけていきたいと思っています。試合がない状況では、サーフィンの映像を撮影したりとかが大切になってくるんで、それもやっていきたいですね。」
https://www.instagram.com/yujiro303/
「日本で良い波にたくさん乗りたいなって思っています。」都筑百斗
「今年はあまり海外には行けそうもないので、日本で良い波にたくさん乗りたいなって思っています。日本の色々なところに行って、色々な波で練習したいなって思っています。YouTubeとかに載せるためとかじゃなく、単にサーフィン上手くなりたいから。でもWSLのチャレンジャーシリーズも入りやすくなったので、それを目標にがんばりたいですね。」
https://www.instagram.com/momototsuzuki_mobb/
「今年は春から新しいプロジェクトも始める予定です。」川畑 友吾
「半年前に始めたコミュニティは好調で、サーフィンスクールもいつもより多くの参加者があり、少し驚いているくらいです。今年は春から新しいプロジェクトも始める予定です。もちろんプロサーファーとしてトレーニングも続けているので、試合が再開されれば、そこに合わせていきたいです。コンテストは今しか出来ないことだと思っているので、その空いた時間を利用して色々仕掛けることができればと思っています。」
https://www.yugosonlinesurfschool.com/
https://www.instagram.com/yugokawabata/
「サーフィンの楽しみ方や幅広さを多くの人に提案していきたい」吉川共久
「ずっと心掛けているのは、サーフィンの楽しさをより多くの人に伝えるということです。サーフィンの楽しみ方や幅広さを見せて提案していきたいと思っています。競技ではない部分でのサーフィンの楽しみ方とかを見せたり聞かせたりして広めていきたいですね。SNSで動画を流したり、自分がやっているコーヒーショップに来てもらって情報交換したり、最近ではパーソナル・レッスンもやっていて、そこでもサーフィンの楽しみ方を伝えています。」
https://www.instagram.com/yossyalaia/
取材協力:BEWET