日本を代表するトップ女子プロサーファーの脇田紗良が、日本屈指のウエットスーツ・ブランドであるBEWETと複数年契約。

 

日本が世界に誇るウエットスーツ・ブランドで、独自の素材開発と革新的なアイデアで進化し続ける、創業50年の「BeWET 」が、2020年10月から日本を代表するトップ女子プロサーファーの脇田紗良と複数年契約を結んだことを発表した。

 

脇田紗良は、2019年WSL-QSランキング16位でフィニッシュ。WJCワールドジュニア・チャンピオンシップでは3位入賞、ISAのジュニア選手権U-18では4位となり、ISA世界選手権の日本代表にも選ばれるなど、大きく飛躍した一年となった。

 

 

「17歳のときは、あまり試合に出れなかった一年でしたが、トレーニングやサーフィンに専念できて、すごく成長できた年だったと思っています。来週は18歳最初の試合(JPSA特別戦)が鴨川で行われるので、今からワクワクしています。」と、18歳の誕生日を迎えた脇田紗良が言った。

 

「着心地は最高です。海で使うのが楽しみです。」とスーツを受け取り試着して感想を述べた脇田紗良

 

「BEWETのチームには尊敬するサーファーがたくさんいます。ウエット自体も最高だって聞いていて、調子良いんだろうなって思っていたので、今回着るチャンスをもらえて本当に嬉しいです。

 

BEWETのユウジロウ君(辻裕次郎)やシュン(村上舜)とは以前から同じチームで一緒にサーフィンする機会があったのですが、彼らのサーフィンは見ているだけで凄く勉強になるし、グラチャンのアラシ君(加藤嵐)もサーフィンが凄く上手くて。そんな人たちと同じチームになって一緒にサーフィンする機会が増えることが本当に嬉しいです。」とコメント。

 

 

 

脇田紗良は、来週に鴨川で開催されるJPSAを皮切りに、今月末のジャパンオープン、11月中旬に千倉で行われるジュニアオープンに出場することが決まっている。

 

「今年がジュニア最後の年だったので、これからはQSで成績を残してCTに入ることを目標にして、頑張りたいと思っています。」

 

「オリンピックに関しては、ジャパンオープンに勝って、エルサルバドルの最終予選への出場権を獲得できなければダメなのでまずはジャパンオープンで優勝することを目標に頑張っていきます。応援よろしくお願いします。」

 

佐藤社長から誕生日の花束を受け取る脇田紗良

 

「BEWETとしては、レディースの次世代を担う選手がいなかったので、サーフィン一家である脇田家のサラブレッドからのオファーは非常に光栄なことでした。脇田選手は、今季のオリンピックも可能性は残されています。そして、その次のオリンピックも狙える逸材だと思っています。私たちがCT選手になる夢を叶える手助けができれば嬉しいです。」と、BEWETの株式会社サンコー代表である佐藤誠氏が言った。

 

「BeWET 」と脇田紗良は、更なる頂きを目指してタッグを組んで邁進していく。がんばれ!脇田紗良!

 

取材協力

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