いよいよ明日から2021年のCTシーズンが開幕。50周年を迎えるビラボン・パイプマスターズの波予想。

バンザイパイプライン、オアフ島、ハワイ/アメリカ(2020年12月7日月曜日)-2021年のワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)が正式にスタートすることが告げられ、世界最高のサーファー達がオアフ島のノースショアに到着し試合開始を待ちわびている。

 

現地時間12月8日、日本時間12月9日深夜からウエイティング期間がスタートする今年50周年を迎える「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons presented by Hydro FlasK」。コンテスト・ウィンドウは明日12月8日にオープンし、12月20日まで続く。

 

イタロ・フェレイラ PHOTO: © WSL / Heff

 

「我々は本当に大変な一年を過ごしました。再びコンペティションが再開されて本当に嬉しいです。」と現世界チャンピオンのイタロ・フェレイラは言った。

 

「大好きなサーフィン・コンテストに戻れることを神に感謝します。ジープリーダー・ジャージーを再び着ることは、自分のモチベーションが上がります。でも、その気持ちをキープし続けることは本当に難しいが、一生懸命戦うつもりです。

 

フェレイラは、ブラジリアンで2度のWSLチャンピオンであるガブリエル・メディーナ、11度のWSLチャンピオンであるケリー・スレーター、ハワイアンで2度のWSLチャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンスなど、素晴らしいライバルたちと自身が持つ世界タイトルをかけた戦いを開始する。

 

今回のイベント無観客試合で、こちらのYouTubeチャンネルでもライブ中継される。

 

 

開催期間の初日から12フィートのコンディション。

 

パイプマスターズのサーフライン予報では、開催期間の初日は、弱まるNWのうねりのと強まるNW-NNWのうねりが混在。波は1日を通して、かなり安定しており、8-10フィート時折12フィートのセットが入るコンディションが予想されている。午前中はパイプとバックドアが共に良く、午後はバックドアのコンディションとなりそう。

 

 

更なる予報では、来週の前半に別の強いストームによる北西のうねりが発生することを示しており、12月19日から20日頃のイベント期間の終わりに向かってサイズアップの可能性を示唆している。

 

現地時間8日火曜日から9日水曜日は、クリーンなコンディションでソリッドなスウェル。木曜日から土曜日にかけてサイズダウン。 13日から14日以降は、より大きなNWスウェルが期待される。

 

https://www.surfline.com/surf-news/2020-billabong-pipeline-masters-surf-wsl-forecast/105345

 

 

イベントワイルドカードを決定するパイプ・インビテーショナル

 

 

ビラボン・パイプマスターズの競技初日は、上位2名にメインイベントへのワイルドカードを決定する32名によるトライアルイベントであるパイプ・インビテーショナルが行われる。

 

このトライアルは、2020 Volcomパイププロ及びインターナショナル&リージョナルQSのハワイのトップ選手、イベントスポンサーのワイルドカード、パイプのスペシャリスト、そして前年のパイプ・インビテーショナル優勝者で構成される。

 

 

「ベスト・オブ・スリー・ヒート」サーフオフ

 

 

今年の大会初日には、マイキー・ライト(AUS)とレオナルド・フィオラバンティ(ITA)によるサーフオフもあり、二人は2021年のCTシーズン出場をかけて「ベスト3ヒート」形式で戦う 

 

この対決の勝者が文句なしにCTスポットを得ることになるが、負けた方も2021シーズンの最初のリプレイス・スポットを獲得することになるので、どちらが勝ったかに関係なく、複数のイベントでレオとマイキーの両方が出場することになるだろう。

 

 

Billabong Pipe Masters presented by Hydro Flask Seeding Round Matchups

Heat 1: Kanoa Igarashi (JPN), Peterson Crisanto (BRA), Morgan Cibilic (AUS)
Heat 2: Kolohe Andino (USA), Yago Dora (BRA), Mikey Wright (AUS)
Heat 3: Filipe Toledo (BRA), Frederico Morais (BRA), Leonardo Fioravanti (ITA)
Heat 4: Jordy Smith (ZAF), Jadson Andre (BRA), Sebastian Zietz (HAW)
Heat 5: Gabriel Medina (BRA), Adriano de Souza (BRA), TBD
Heat 6: Italo Ferreira (BRA), Matthew McGillivray (ZAF), TBD
Heat 7: John John Florence (HAW), Conner Coffin (USA), Deivid Silva (BRA)
Heat 8: Kelly Slater (USA), Wade Carmichael (AUS), Connor O’Leary (AUS)
Heat 9: Jeremy Flores (FRA), Caio Ibelli (BRA), Ethan Ewing (AUS)
Heat 10: Julian Wilson (AUS), Griffin Colapinto (USA), Miguel Pupo (BRA)
Heat 11: Seth Moniz (HAW), Jack Freestone (AUS), Alex Ribeiro (BRA)
Heat 12: Michel Bourez (PYF), Ryan Callinan (AUS), Jack Robinson (AUS)

 

 

 

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