大橋海人、西慶司郎がトップ通過。金沢呂偉もラウンドアップ。QS5000「VOLCOM PIPE PRO」大会2日目

2本のエクセレントをマークしたマカイ・マクナマラWSL / Keoki Saguibo

現地時間1月30日:ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインで開催中のQS5000「VOLCOM PIPE PRO」は大会2日目。クリーンな6〜8フィートのコンディション。ウエイブハイツは10フィートに達しラウンド2のH12からスタート。ラウンド3のH13まで行われた。

 

Volcom Pipe Pro 2020 Day 2 Post Show | Red Bull Surfing

 

本日は、Volcomラストチャンス・クオリファイヤー・ヒートが行われ、8人のVolcomチームライダーが40分ヒートでマッチアップ。ースショアのカラニ・チャップマン(HAW)が、マイキー・ブルノー(HAW)、トム・ドスランド(HAW)、ジョナ・モーガン(HAW)、ジェシー・ジョンソン(HAW)、カイ・マナ・ヘンリー(HAW)、ライアン・バーチ(USA)、マウロ・ディアス(PRI)という強豪に勝って、ラウンド3の最後のワイルドカードスポットを獲得した。

 

チャップマンは、最初の数分でパイプラインの大きく開いたフロントサイド・バレルをメイク。リードを奪い、もうひとつのレフトハンダーのチューブからスピッツアウトし勝利を固めた。

 

Volcom Pipe Pro 2020 Day 2 – FULL REPLAY | Red Bull Surfing

 

金沢呂偉

ラウンド3のH1に登場した金沢呂偉は、バックドアに的を絞り、2本のクリーンなバレルをメイク。マカイ・マクナマラの2本のエクセレントには及ばずとも、四国のリバーマウスで培ったバレルスキルを披露した。

 

大橋海人

H9の大橋海人は、残り10分を切って4位を強いられるも、パイプのロング・ディープバレルをメイクし7ポイントをマーク。一気にトップに躍り出て1位通過を果たした。

 

 

大橋に刺激されたのか、H13の西慶司郎も、残り3分まで辛抱強く波を待ち。終了間際にこれまた絵に描いたような深いロングバレルにプルイン。見事スピッツアウトでメイクして6.83をスコアし、大逆転1位でラウンドアップを果たした。

 

また同じヒートの鈴木仁はスモールバレルをパイプでメイクするもスコアが伸びずにここで敗退となった。

 

明日、試合が再開されれば、早朝の第1ヒートとなるH14には村上舜と松岡慧斗、H15安室丈、H16河谷佐助。ラウンド4に勝ち上がった金沢呂偉はH2 、H9に大橋海人、H13に西慶司郎がクレジット。

 

 

予報では明日もソリッドなコンディションで、このまま明後日にはファイナルデイを迎えそうな勢いの今年のボルコム・パイプ。ラウンド4からはトップシードも登場。ジョンジョンやジャック・ロビンソンなどパイプのスペシャリスト達がそのパフォーマンスレベルを上げる。

 

このサーファーの聖地と呼ばれるノースショアに毎年通い続けるサムライたち。今シーズンもサムライの熱い魂が宿る素晴らしパフォーマンスを見せてくれ! 世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

 

このイベントは、 WorldSurfLeague.comRedBull.com/VolcomPipeProVolcom.com/PipePro.の3つでライブ中継が行われる。