ナット・ヤング(USA)がモロッコで開催されたQS5000「Pro Taghazout Bay」で優勝。五十嵐カノアは5位。

優勝したナット・ヤング  WSL / Laurent Masurel

アンカーポイント、タガズートベイ/モロッコ(2020年1月30日木曜日):モロッコ南部のサーフタウン、タガズートで開催された、今年2戦目となる WSL QS5000イベント「Pro Taghazout Bay(プロ・タガズート・ベイ)」が終了。

優勝したナット・ヤング  WSL / Laurent Masurel

 

ナット・ヤング(USA)が、素晴らしいコンディションとなったアンカーポイントで行われたファイナルで、アロンソ・コレア(PER)を下し、史上初のQS5,000プロ・タガズート・ベイのタイトルを獲得した。

 

五十嵐カノア WSL / Laurent Masurel

 

ヤングはファイナルデイをコントロール。2つの8+をスコアして、準々決勝でワールドNo.6である五十嵐カノア(JPN)を下してセミファイナル進出。さらに勢いを続ける彼はバスコ・リベイロ(PRT)を破り、ファイナルに勝ち上がった。

 

ファイナルでも彼のバックハンド・アタックの勢いは止まらず、ファーストウェイブで9.67をスコア。バックアップも8.67を揃えて、圧勝した

 

優勝したナット・ヤング  WSL / Laurent Masurel

 

「このような形でシーズンをスタートできて、とてもうれしいです」とヤングは言った。 「正直、モロッコに初めて来て、コンテストでこんな良い波に乗ることが出来るなんて最高ですね。クォーターに残っていたのは、2人だけがグーフィーで、あとは全員がレギュラーだったと思います。この波はバックハンドにフィットする波だったと思います。」とコメント。

 

 

PRO TAGHAZOUT BAYのファイナル結果:
1-ナット・ヤング(USA)18.34
2-アロンソ・コレア(PER)16.03

PRO TAGHAZOUT BAYの準決勝結果:
SF 1:ナット・ヤング(USA)15.90 def。バスコ・リベイロ(PRT)14.33
SF 2:アロンソ・コレア(PER)18.33 def。フレデリコ・モライス(PRT)16.30

PRO TAGHAZOUT BAY 準々決勝:
QF 1:ナット・ヤング(USA)16.73 def。五十嵐カノア(JPN)15.94
QF 2:バスコ・リベイロ(PRT)10.54 def。ジェイク・マーシャル(アメリカ)7.50
QF 3:フレデリコ・モライス(PRT)15.10 def。トリスタン・ギルボー(FRA)12.23
QF 4:アロンソ・コレア(PER)12.93 def。シェーン・サイクス(ZAF)11.53

 

 

今シーズンはスタートから目覚しい活躍を見せる日本選手たち。今年も世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3491/pro-taghazout-bay