安室丈が日本選手で唯一R5進出。コナー・コフィン(USA)がパーフェクト10。Volcom Pipe Pro 大会3日

パーフェクト10をマークしたコナーコフィン WSL / Keoki Saguibo

現地時間1月31日:ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインで開催中のQS5000「VOLCOM PIPE PRO」は大会3日目。さらに美しいバレル・コンディションとなったバンザイ・パイプラインでラウンド3のH14から残りの3ヒートを行い、トップシードが登場するラウンド4の全ヒートを終了した。

Volcom Pipe Pro 2020 – Day 3 Highlights

 

バックドアとパイプの両方で、軽いオフショアを一日中維持しながら、8ー10フィートプラスの波がコンストタントにブレイクを見せた。

 

 

そんなクリーンなエクセレントコンディションの中で、今大会初のパーフェクト10をマークしたのはCTサーファーのコナー・コフィン(USA)。また今年のサンセット・オープンの勝利者で絶好調のビリー・ケンパー(HAW)、昨年のイベント優勝者で今年念願のCT入りを果たしたジャック・ロビンソン(AUS)なども圧巻の演技を見せた。

 

一方で、長年のスポンサーであった「Hurley」から離脱し動向が注目されているジョン・ジョン・フローレンスは残念なことに直前で欠場となった。

 

村上舜がトップ通過。

 

 

本日の第1ヒートとなったラウンド3のH14に村上舜、松岡慧斗が登場。村上はスタートからクリーンなパイプのバレルをくぐり抜けて、5.83をスコア。セカンドウェイブでもバレルをメイクし4.23をスコアしてヒートをリード。ラストウェイブでバックアップを4.90に上げて1位でラウンドアップを決めた。松岡慧斗は、後半にバックアドアでバレルをメイクするもスコアを伸ばせず惜しくもここで敗退となった。

 

安室丈

 

H15の安室丈は掘れ掘れのポジションからクリーンなバックドアバレルをメイクして4.17をスコアして2位でラウンドアップ。H16河谷佐助はここで敗退となった。

 

大橋はこのバレルをメイクするも敗退。

西はバックドアとパイプでバレルをメイクするも僅差で逆転ならず

村上はビハンドピークからプルインし深いバレルをメイクして6.97をマークするもバックアップが見つけられるず悔しい敗退となった。

 

ラウンド4からはトップシードが登場。完全にパフォーマンスイ・レベルが上がる中、金沢呂偉、大橋海人、西慶司郎、村上舜がチャージするも惜しくも全員が敗退。

 

 

 

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volcom pipe por ファイナルデイつなげれました!明日も決めます!💪 🎥 @wsl #ひかりtv @billabong @billabong_japan @hlna.jp @reef_japan @nixon_jp

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H16で安室丈は、コナー・コフィン、セバスチャン・ジーツという2名のCTサーファートコア・スミスと対戦。安室はオープニングからバックドアのバレルにプルイン。深いドギードアから抜け出してメイク。なんとエクセレントの8.33をスコア。パーフェクト10をスコアしたコナー・コフィンに次いで2位でラウンド5進出を決めた。

 

安室丈はヒート7でジャック・ロビンソン、カム・リチャーズ、ジョアン・チアンカと対戦する。いよいよ明日がファイナルデイ。予報では明日からサイズダウン傾向だが、何とか一日を通して十分なサイズをキープしてくれそうだ。

 

このサーファーの聖地と呼ばれるノースショアに毎年通い続けるサムライたち。今シーズンもサムライの熱い魂が宿る素晴らしパフォーマンスを見せてくれ! 世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

 

このイベントは、 WorldSurfLeague.comRedBull.com/VolcomPipeProVolcom.com/PipePro.の3つでライブ中継が行われる。