今年5月、オリンピックのサーフィン会場である千葉県一宮町釣ヶ崎海岸において行われた「第1回 ジャパンオープンオブサーフィン」で優勝し、9月に宮崎で開催される東京オリンピックの選考大会でもある「ISA世界選手権」への日本代表として選ばれた、湯河原出身の村上舜と、茅ヶ崎出身の松田詩野が、結果報告をするため黒岩神奈川県知事を表敬訪問した。
「今回の試合はオリンピック出場のためにとても重要な試合だったんですが、勝てて良かったです。そして、オリンピックに出場してメダルを取って、子供達に夢を与えられるように頑張りたいと思います。」と村上舜。
「私は今回のジャパンオープンで優勝しなければ、ISAの世界選手権に出場できなかったので勝てて嬉しかったです。9月の世界選手権ではオリンピック出場を目指して頑張ります。」と松田詩野。
黒岩神奈川県知事は「ジャパン・オープン優勝おめでとうございます。神奈川県出身の二人が優勝したと聞いて本当に嬉しかったです。またジャパン・オープンでは、ふたりの他に大橋選手や都筑選手という神奈川出身の選手も入賞されたと聞いて、湘南をサーフィン会場に誘致できなかったことを本当に悔しく思いました。」
「それにしても、ふたりは俳優さんと女優さんのようにかっこいい。サーフィンしている姿はもっとかっこいいと思うので、みんなの憧れの存在になって欲しいです。金メダルを取れるよう全力で応援しているので頑張ってほしい」と激励した。
村上舜は先日、チリで開催された試合から戻ってきたばかりだが、次の試合は7月の湘南オープンの予定で明日から撮影でインドネシアに行くとのこと。「すごく楽しみです。」と笑顔で答えた。
また松田詩野は6月13日から南アフリカで行われるQS3000に出場予定。松田は南アフリカの大会では準優勝するなど好成績を収めている。今後のふたりの活躍に期待してエールを送りたい。がんばれ!日本!がんばれ!村上舜、松田詩野!