ポルトガルのサンタ・クルスにおいて開催中のWSL男子QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Noah Surf House」は大会3日目。ここまでのストーミーなコンディションから一転、風も弱く快晴のコンテスト会場でトップシードが登場するラウンド4が行われた。
2019 Pro Santa Cruz Highlights: Big Names Launch Campaign on Day 3
H5には、現在QS世界ランク7位で、ラウンド4から出場の稲葉玲王と、ここまで快調にラウンドアップを続ける村上舜が同じヒートで対戦。
村上がスタートからフォアハンドでスムースなコンビネーションを披露。5.50を4.50でバックアップしてトップを独走する。
稲葉玲王はレフトにチャージするも波とリズムが合わずスコアを伸ばせず4位を強いられる。後半にブラジルのレナン・ペレス・パルガがバックハンドでエクセレントをスコア。トップに躍り出る。
稲葉は最後に起死回生のエアリバースを仕掛けるもインコンプリート。村上舜はラストウェイブでテールハイのブローテールエアをメイク。バックアップを4.57に上げて2位で勝ち上がった。
一方で、本日ラウンド4を戦った安室丈、加藤嵐、田中大貴は、トップシードとトリッキーなコンディションの前に敗れ、日本勢の勝ち残りは村上舜のみとなった。
明日のラウンド5ではH4にクレジットされた村上舜は、マイケル・ダンフィ、ラムジ・ボウカム、サミュエル・イゴ・デ・スーザと対戦する。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3019/pro-santa-cruz-pres-by-noah-surf-house