クラウド9、シャルガオ/フィリピン(2018年9月28日金曜日)シリンダー・バレルで有名なフィリピンのライトハンド・リーフブレイクであるシャルガオ島のクラウド9で第24回となるWSL-QS3000「シャルガオ・クラウド9サーフィン・カップ」が開幕。大会は9月28日から10月4日まで開催される。
QS3000の今大会には、ジャック・ロビンソン、オニー・アンワーをはじめとするCTへのクオリファイを目指すQSトップサーファー達も多数エントリー。
大会初日はオフショアの3-5フィートのコンディションで、ラウンド1の12ヒートまでが行われ、ウェスタン・オーストラリアンのジャック・ロビンソン(AUS)がレイトエントリーでラウンド1から出場。彼は現在ポルトガルのエリセイラで行なわれているQS10,000イベントのラウンド2で敗退。その足でフィリピンに移動して大会に出場している。
41時間のフライトで僅かな睡眠時間しかない中で、ロビンソンはクラウド9のライトとレフトを楽しみ、14.34というイベント最高得点でラウンド2へ勝ち上がった。
「僕は、ここで勝ち上がれて、とても嬉しいです。」と、ロビンソンは言った。
「ここまで41時間かかって、到着しても時差ぼけで眠ることができなかった。ポルトガルは本当にがっかりで、でもこの試合に間に合うことを知って、そこからアドベンチャーの始まり。急いで飛行機に乗って、自分のヒートに間に合って良かった。ここは初めてなんですけど、セットアップに感動で凄い波ですね。ここでは良い結果を残して、今年のベストリザルトにしたいです。」
そして、今回のイベントには、多くの日本人選手がエントリー。今日行われたラウンド1からは、H7粟田海、H10大音凛太、H11堀越力、H12野呂海利が出場。大音凛太、野呂海利がラウンド2へ勝ち上がった。
明日のラウンド2からは、H1仲村拓久未、H2粟田生、H4山中海輝、H7石川拳大、H8太田拓杜、H16脇田泰地、ラウンド3からは、H2大橋海人、H6西慶司郎、H15田中大貴が出場。
昨年のアジア・リージョナル・チャンピオンであるインドネシアの和井田理央はラウンド3のH13から出場。
このイベントは、オフィシャルサイトでライブ中継もあり。日本と現地の時差は1時間。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2802/siargao-cloud-9-surfing-cup