クラウド9、シャルガオ/フィリピン(2018年10月1日月曜日)シリンダー・バレルで有名なフィリピンのシャルガオ島クラウド9で開催中のWSL-QS3000「第24回シャルガオ・クラウド9サーフィン・カップ」は大会4日目が終了。シリンダー・バレルが炸裂する4-6フィートのコンディションでラウンド3が終了した。
本日は、昨年のイベント勝者で元エリート・チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターのラオニ・モンテイロ(BRA)が圧巻の演技を披露。17.80のエクセレントな2-ウェイブ・トータルを記録した。
また、ラウンド4のオープニング2ヒートも本日の最後に行われ、ヒート1ではローカル・ヒーローのジョン・マーク・トコン(PHL)、ジャック・ロビンソン(AUS)、ジョー・ヴァン・ダイク(AUS)、エリオット・パエラタ-リード(NZL)といった今回の素晴らしいチューブ・ライダー4名によるスーパー・ヒートが行われた。
予想通りローカル少年のトコンは16.33のヒート・トータルをマーク。ヴァン・ダイクはパーフェクトに近い9.60を7.67でバックアップ。ヒート・トータル17.47をたたき出して、そのスーパーヒートを1位で勝ち上がった。
板はボコボコ背中はズタズタ。笑 pic.twitter.com/FbOYTCPCyI
— 田中大貴 (@daikisurf) 2018年10月1日
ラウンド3のトップシードから登場の田中大貴は、ジョニー・コルゾー(MEX)、オニー・アンワー(IDN)、トーマス・キング(CRI)と対戦。田中はスタートからクリーンなバレルをメイクして3.43をスコア。ヒート後半まで2位をキープするも、残り時間10分を切ってアンワーがトップに躍り出て3位を強いられる。
しかし残り時間5分、田中はアンダープライオリティでバレルをメイク。4.17をスコアして2位に浮上。さらに3.97をスコアしトップへ。そしてラストウェイブではダメ押しの4.30をスコア。第1位でラウンド4へ勝ち上がった。
ラウンド4で田中大貴は、ヒート8で今日のラウンド3をラストウェイブの大逆転で勝ち上がった和井田理央(IDN)、コマン・ヘルマワン(IDN)マニュエル・セルマン(Chl)と対戦する。
仲村拓久未、大橋海人、西慶司郎、、太田拓杜、野呂海利は惜しくもラウンド3で敗退となった。
このイベントは、オフィシャルサイトでライブ中継もあり。日本と現地の時差は1時間。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2802/siargao-cloud-9-surfing-cup