キャロライン・マークス、WSLチャンピオンシップ・ツアーで2024年パリ五輪出場枠を獲得

残りのパリ五輪出場枠は、プエルトリコで開催される2024 ISAワールド・サーフィン・ゲームズで女子8枠、男子6枠が決定。またプエルトリコの男女最上位チームは、それぞれ自国の代表枠を追加で獲得できる。

 

カリフォルニア、USA – 2023年9月10日 ISA国際サーフィン連盟は、東京2020オリンピアンのキャロライン・マークス(USA)が、WSLファイナルのマッチ2でケイトリン・シマーズ(USA)を破り、2023WSL CTチャンピオンになったことで、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)のサーファーに与えられる最後のパリ2024オリンピック出場枠を獲得したことを発表した。

 

2023年CTは、2024年パリ大会のクオリファイ枠を男子上位10名、女子上位8名に与えるもので、1国につき男女各2名までとなっている。

マークスは、今年8月にオリンピックのサーフィン会場となるチョープーで開催されたWSL CTイベント「タヒチ・プロ」で優勝。

 

2020年東京オリンピックの銅メダル決定戦で日本の都筑有夢路に敗れたが、メダル獲得のチャンスを再び手にして2度目のオリンピックに臨む。

 

ハンティントン・ビーチで開催された2022年ISAワールド・サーフ・ゲームズで、女子USAチームが最高位を獲得した結果、USAチームの女子出場枠が追加されており、ケイトリン・シマーズには2024年パリ大会にアメリカ代表として出場するチャンスが残されている。

そのサーファーの選考プロセスは、USAサーフィンおよび米国オリンピック・パラリンピック委員会(NOC)が決定することになる。

マークスは、同じパリ2024出場権を持つWSL CTサーファーのブリサ・ヘネシー(CRC)、カリッサ・ムーア(USA)、ジョアン・ディフェイ(FRA)、モリー・ピックラム(AUS)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、テレサ・ボンバロ(POR)、タイラー・ライト(AUS)に加わることとなる。

 

メンズは、イーサン・ユーイング(AUS)、フィリッペ・トリード(BRA)、グリフィン・コラピント(USA)、ジャック・ロビンソン(AUS)、ジョアオ・チアンカ(BRA)、ジョン・ジョン・フローレンス(USA)、ジョーディ・スミス(RSA)、マシュー・マクギリブレー(RSA)、五十嵐カノア(JPN)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)。

2024年パリ大会の出場枠は、各NOCの推薦とISAのオリンピック出場資格要件を満たしていることが条件となる。

 

 

ISA会長フェルナンド・アギーレがコメント:

「WSL CTを通じて出場権を獲得した素晴らしいサーファーたち、おめでとうございます。これらの素晴らしいアスリートたちが、2024年パリオリンピックの間、チョープーのワールドクラスの波で何を見せてくれるのか、とても楽しみです。

また、来年2月にプエルトリコで開催される2024 ISAワールド・サーフィン・ゲームズで、すでに出場権を獲得している選手たちとともに活躍する多くのサーファーを見るのが待ち遠しいです。」

2024年パリ大会出場サーファー

男子

WSL CTからクオリファイ
イーサン・ユーイング(AUS)
フィリッペ・トリード(BRA)
グリフィン・コラピント(USA)
ジャック・ロビンソン(AUS)
ジョアン・チアンカ(BRA)
ジョン・ジョン・フローレンス(USA)
ジョーディ・スミス(RSA)
マシュー・マクギリブレイ(RSA)
五十嵐カノア(JPN)
レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)

2023年ISAワールド・サーフィンゲームスからクオリファイ
アラン・クレランドJr(メキシコ)
ビリー・ステアマンド(NZL)
カウリ・ヴァースト(FRA)
稲葉玲王(日本)

女子

WSL CTによるクオリファイ
ブリサ・ヘネシー(CRC)
カリッサ・ムーア(USA)
キャロライン・マークス(USA)
ジョアン・ディフェイ(FRA)
モリー・ピックラム(AUS)
タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)
テレサ・ボンバロ(POR)
タイラー・ライト(AUS)

2023年ISAワールド・サーフ・ゲームズからクオリファイ
サフィ・ヴェット(NZL)
サラ・バウム(RSA)
松田詩野(JPN)
ヴァヒネ・フィエロ(FRA)

 

Caroline Marks Secures Final Paris 2024 Olympic Games Slot Available on WSL Championship Tour