
2019年のボディボード・ワールドチャンピオンである大原沙莉が、ポルトガルで行われていたIBCボディボーディング・ワールドツアー第4戦「シントラ・ボディボード・プロフェスト」で優勝した。
昨日、プライア・グランデで開催されたクオーターファイナルでジョアナ・シェンカーを下した大原沙莉は、山下海果がタイトル候補でランキング2のテレサ・ミランダを下したことにより、世界タイトルに一歩近づいていた。
そして、女子の最終日。今大会を通じて他を寄せ付けない圧巻ライディングを披露してきた、大原洋人の姉である大原沙莉は、セミファイナルでは、9.00と8.00という2本のエクセレントをマーク。
この投稿をInstagramで見る
ファイナルではベテラン選手で世界ランキング3位のネイマーラ・カーバリオ(BRA) と対戦。このファイナルで大原が勝てば世界チャンピオンが決定する。
スタートからリードをつかんだ大原は、ラストウェイブで素晴らしいコンビネーション・マニューバーで8.00をスコア。バックアップを6.75として圧倒的な強さで勝利を手にした。
今シーズン、1戦目ブラジル大会・2戦目チリ大会と連勝し、幸先の良いシーズンをスタートした大原は、8月にモルディブで行われた第3戦で準優勝。
そして、4戦目となった今大会で、今シーズン3勝目となる優勝を飾り、残り5戦目の南アフリカ大会、6戦目のモロッコ大会を残して2度目となるワールドチャンピオンを手にすることが決まった。
【本人コメント】
いつも応援ありがとうございます!!2023IBCワールドツアー、ワールドチャンピオンをポルトガルで決めることができました!
この4戦目シントラ大会でチャンピオンを決めるには優勝しかなかったので・・・正直、プレッシャーがかなりありました。そんな中、沢山の方が日本から、毎日ライブ配信で応援してくださった事、一緒にポルトガル遠征に来てくれた、山下海果選手、安見春香選手・我孫子咲良選手とみんなで支え合い、戦えた事がここに導いてくれたんだと思います。
チャンピオンは決まりましたが、まだシーズン途中ですので、南アフリカ戦とモロッコ戦が残ってるのでもう少し余韻に浸ったら次の試合に集中したいと思います!応援ありがとうございました!
【IBC Instagram】
https://www.instagram.com/ibcworld_tour/