現地時間9月10日から15日まで、ポルトガルのシントラで開催された、ボディボードの世界ツアーであるAPBワールドツアー第3戦「Sintra Portugal Pro2019 」が終了。
日本の大原沙莉がファイナルで、2度の世界チャンピオンであるアレキサンドラ・リンダーを下して、今シーズン初優勝を飾った。
Sintra Portugal Pro 2019 – Final Day Highlights
大原沙莉は今シーズン、チリで行われた2つのイベントで連続の準優勝。今回は3度目の正直で見事優勝し、最終戦を前に世界ランキング暫定1位に躍り出た。
次の最終戦は10月12日から26日まで、カナリア諸島・グランカナリア島で行われる「APB Gran Canaria Fronton King」。この試合で今シーズンのワールドチャンピオンが決定する。
大原沙莉は、ワールドランキング1位で世界チャンピオンの座をかけて最後の戦いに挑む。
現在トップを走る大原沙莉をランキング2位で追いかけるのは、昨年日本人初の世界チャンピオンに輝いた鈴木彩加。23480ポイントを保持する大原と20450ポイントを持つ鈴木の差は3030ポイント。さらに強豪たちが大原を追い上げる。
「シントラ・ポルトガル・プロで、やっと優勝する事ができました。自分の力をここまで信じれたのは、応援してくれた皆さんと、いつも最高のサポートをしてくれるスポンサーさんと友達・家族のおかげです。ありがとうございます。カレントリーランキング1位になり残すは最終戦・フロントンです! 応援よろしくお願いします。」と大原沙莉が自身のSNSでコメント。
昨年は親友である鈴木彩加の勝利を祝った大原沙莉にとっては、悲願の世界チャンピオン。目の前にあるゴールに向かって突き進む大原沙莉にエールを送り続けたい。GO!ジャパン!がんばれ!大原沙莉。
APB Tour HP http://apbtour.com