CT第7戦「サーフ・シティ・エルサルバドル・プロ 」開幕直前情報。ワイルドカード、波予報

Credit: © WSL / Hughes

プンタ・ロカ、ラ・リベルタッド、エルサルバドル(2023年6月8日木曜日)-ISAの興奮冷めやなぬまま、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)第7戦「サーフ・シティ・エルサルバドル・プロ Presented by Corona」のウェイティング期間が明日から始まる。

 

エルサルバドルでのCTイベントは今回で2回目となり、ラ・プンタやプンタ・チラマとしても知られる有名なライトハンドのポイントブレイク、プンタ・ロカで再び世界のトップサーファーが集結。サーフシティ・エルサルバドルプロは、2023年6月9日(金)~18日(日)にイベントウィンドウ内で開催される。

 

 

WSLファイナル5とオリンピック暫定出場権獲得に向け、エルサルバドルで重要なポイントが提供される。

 

WSLファイナル5への出場権を獲得するために、4つのイベントを残すのみとなった今、重要な役割を果たすのが第7戦。また、サーフシティ・エルサルバドルプロは、2024年パリオリンピックの暫定的な出場権獲得を目指すアスリートたちのキャンペーンにもなる。

グリフィン・コラピント(USA)Credit: © WSL / Hughes

 

 

現在世界ランキング1位のグリフィン・コラピント(USA)とカリッサ・ムーア(HAW)は、サーフ・ランチ・プロで優勝した後、エルサルバドルに到着。彼らはオープニング・ラウンドでワイルドカードのブライアン・ペレス(SLV)とレイラニ・マクゴナグル(CRC)と対戦することになる.

 

カリッサ・ムーア Credit: © WSL / Ryder

 

「まず最初に、自分はここに戻って来れて本当に興奮しています、それはとても美しい場所です」とムーアは言った。「女子のフィールドと才能は今、信じられないほどで、みんなとても競争力がある。3大会連続の優勝を目指すのは、難しい仕事です。波を把握することに集中し、ここでの時間をできるだけ楽しみ、最高の状態でサーフィンをしたい。」

 

ステファニー・ギルモア© WSL / Diz

 

イベントのディフェンディング・ウィナーであり、8度の世界チャンピオンに輝いたステファニー・ギルモア(AUS)は、現在ランキング7位である。彼女は、このイベントが今年も彼女のシーズンのターニングポイントになることを望んでいる。

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)© WSL / Sloane

 

また、2度の世界チャンピオンに輝いたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、現在ランキング7位につけている。彼は今シーズン初のイベント優勝でトップ5入りを目指しているが、それはここエルサルバドルで実現するかもしれない。

 

 

レイラニ・マクゴナグルとブライアン・ペレスがワイルドカード。

 

記者会見に出席したカリッサとレイラニ・マクゴナグルとブライアン・ペレス. Credit: © WSL / Hughes

 

ISAの試合にも出場して活躍していた、コスタリカの注目株、レイラニ・マクゴナグル(CRC)は、サーフシティ・エルサルバドル・プロの女子イベントワイルドカードとして、世界最高レベルの選手を相手に実力を発揮する機会を得ることになった。

 

レイラニ. Credit: © WSL / Ryder

 

「このような機会を与えていただき、本当にありがとうございます。私はカリッサや他の女子選手を尊敬し、私はいつか彼らと一緒にサーフィンすることを楽しみにしてきました。その日がもしかしたら明日来るかもしれないと思うと、超楽しみです。」

 

ブライアン・ペレス Credit: © WSL / Hughes

 

エルサルバドルのブライアン・ペレス(SLV)は、2年連続で男子ワイルドカードとして出場する。ペレスはプンタロカ出身で、母国のために再び素晴らしいパフォーマンスを披露することを期待している。彼は、サーフシティ・エルサルバドル・プロの期間中、ここホームブレイクで、ワールド・ベスト・サーファーに中央アメリカのポテンシャルを味わってもらうつもりだ。

 

「このイベントは超スペシャルです。昨年も出場したが、今回も自分が育ったこの波で自分のサーフィンを見せるチャンスだ」とペレスは語った。「選手たちがこの波でどのようにサーフィンをするのかを見るのは、僕にとって超スペシャルなことなんだ。昨日は最高だったし、これからも2、3日はもっと良くなりそうだ。」

 

 

五十嵐カノアがH8、和井田理央とコナー・オレアリーH5

 

五十嵐カノア

昨日までエルサルバドルのエルスンザルとラ・ボカナで行われていたサーフシティ・エルサルバドルISAワールド・サーフィンゲームスに出場して、パリオリンピックの出場権を獲得した五十嵐カノア。彼は日本チームが帰国するのを見送り、このエルサルバドルに残り、明日からスタートするCTイベントに出場することになる。

 

10日間のハードな戦いを終えて、ここから再び世界チャンピオンへの戦いが始まる。

 

男子オープニング・ラウンドH5では、ISAのインドネシア代表でISAに出場していた和井田理央(IDN)とコナー・オレアリー(AUS)が、ジャック・ロビンソン(AUS)と対戦。最終ヒートとなるH8 で五十嵐カノア(JPN)は、ライアン・カリナン(AUS)とヤゴ・ドラ(BRA)と対戦する。日本の血を引く彼らの活躍に期待したい。

 

サーフシティ・エルサルバドル・プロ presented by Coronaのサーフライン公式予想

 

今週末10日から11日にかけて、ファンサイズのSSWスウェルが入り、ヘッドハイからオーバーヘッドのセットとなる見込み。風のコンディションは、特に早朝から夕方にかけては、ほとんど問題ないという予報。

 

 

サーフシティ・エルサルバドル・プロ 女子オープニング・ラウンドのマッチアップ::
ヒート1:キャロライン・マークス(USA) vs ケイトリン・シマーズ(USA) vs ガブリエラ・ブライアン(HAW)。
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW) vs レイキー・ピーターソン(USA) vs レイラニ・マクゴナグル(CRC)
ヒート3:タイラー・ライト(AUS) vs ステファニー・ギルモア(AUS) vs ジョアン・ディフェイ(FRA)
ヒート4:モリー・ピックラム(AUS) vs タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA) vs ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)。

サーフシティ・エルサルバドル・プロ・男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:
ヒート1:イーサン・ユーイング(AUS) vs マシュー・マクギリブレイ(RSA) vs ケリー・スレーター(USA)。
ヒート2:フィリッペ・トリード(BRA) vs カイオ・イベリ(BRA) vs イアン・ジェンティル(HAW)。
ヒート3:ジョアオ・チアンカ(BRA) vs. ジョーディ・スミス(RSA) vs. セス・モニーツ(HAW)。
ヒート4:グリフィン・コラピント(USA)。 vs カラム・ロブソン(AUS)。 vs ブライアン・ペレズ(SLV)。
ヒート5:ジャック・ロビンソン(AUS) vs. コナー・オレアリー(AUS) vs. 和井田理央(INA)。
ヒート6:ガブリエル・メディーナ(BRA) vs イタロ・フェレイラ(BRA) vs リアム・オブライエン(AUS)
ヒート7:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW) vs. レオナルド・フィオラバンティ(ITA) vs. バロン・マミヤ
ヒート8:ライアン・カリナン(AUS) vs. ヤゴ・ドラ(BRA) vs. 五十嵐カノア(JPN)

 

 

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。

2023年6月9日~18日Cイベント07

Surf City El Salvador Pro

Presented By CoronaPunta Roca, La Libertad, El Salvador