五十嵐カノア、CT第7戦でR3進出。女子のベスト8が決定。「サーフシティ・エルサルバドル・プロ」

五十嵐カノア: © WSL / Thiago-Diz

プンタ・ロカ、ラ・リベルタッド、エルサルバドル(2022年6月15日水曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2022チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第7戦「サーフシティ・エルサルバドル・プロ Presented by Corona」は、今日3~4フィートの波でプンタ・ロカ、別名ラ・プンタまたはプンタ・チラマとも呼ばれる有名なライトハンド・ポイントブレイクでキックオフとなった。

 

 

 

大会初日となった本日は、男女のオープニング・ラウンド1、そして女子のエリミネーション・ラウンド2が行われた。ネクストコールは、明日6月16日(木)午前6時45分(現地時間)、午前7時5分(日本時間の 2022年6月16日22時5分)スタートの可能性がある。

 

 

 

 

世界2位のブリサ・ヘネシーとタティアナ・ウェストン・ウェブが早々に敗退。

 

 

オープニング・ラウンドで敗れたトップシード選手たちは、午後に行われたエリミネーション・ラウンドへ。特に、カレント・ワールドNo.1のカリッサ・ムーア(HAW)、ワールドNo.2のブリサ・ヘネシー(CRI)、そして7タイムWSLチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)はラウンド2での早期敗退の危機を強いられた。

 

 

ブリサ・ヘネシー: © WSL / Nolan

 

 

オープニング・ラウンドのヒート中に足を負傷したヘネシーは、痛みを乗り越えてサーフィンしたが、ラウンド1のヒート3を通過するには十分ではなかった。

 

エリミネーション・ラウンド2を強いられたヘネシーは、足を何針も縫った後、ビラボン・プロ・パイプライン以来、初めてコンペティションに戻ってきた2022WSLシーズンのワイルドカードのキャロライン・マークス(USA)に敗退した。

 

キャロライン・マークス(USA): © WSL / Thiago-Diz
キャロライン・マークス(USA): © WSL / Nolan

 

マークスはヘネシーを上回るリズムを掴み、クオーターファイナルに進出する一方ヘネシーは9位タイで敗退となった。

 

「ブリサ(ヘネシー)は、とても素晴らしいサーファーでコンペティターです」とマークスは言った。

 

「試合に出るようになって、お互いを意識してサーフィンするようになりました。彼女は常に自分にとってのハードなコンペティターの1人で、誰よりも自分を成長させてくれたので、彼女とヒートを戦えたことに感謝しています。彼女はこれまで驚異的なシーズンを送っていて、本当に刺激になりました。」

 

 

ブラジリアン勢が初日から大活躍

 

メディーナ © WSL / Thiago-Diz

 

現在世界ランキング1位のフィリッペ・トリード(BRA)は、力強さとレーザーフォーカスで初日から勝利を収め、今回も好調な滑り出しを見せた。

 

世界タイトルを狙うこの選手は、ワイルドカードで出場した地元のヒーロー、ブライアン・ペレスとCTのベテラン、ナット・ヤング(USA)に対し、持ち前のフォアハンドのセンスとパワーで対抗。

 

フィリッペ・トリード(BRA) © WSL / Thiago-Diz
フィリッペ・トリード(BRA) © WSL / Thiago-Diz

 

トリードは、ジェフリーズベイでの複数回の優勝、今年のリップカール・プロ・ベルズビーチでの優勝、そして2015年のスナッパーロックスでの優勝と世界クラスのライトハンダーとの相性は良く、プンタ・ロカで彼のキャリアに大きな勝利を加えようとしている。

 

同じブラジルのガブリエル・メディーナ、カイオ・イベリ、そしてヤゴ・ドラがオープニング・ラウンドを圧勝した。

 

ドラは、ミッドシーズン・カットのために今シーズンを棒に振ったものの、見事に復帰を果たした。怪我人の代役として出場したドラは、その爆発的な能力を発揮し、パーフェクトに近い9.00と5.27をマークし、ラウンドオブ16進出を決めた。

 

ヤゴ・ドラのフルローテーションエア  © WSL / Thiago-Diz

 

「怪我をして以来、最もエキサイティングな瞬間でした。」とドラが言った。「怪我から復帰して、あのようなエアを決めることが出来て本当に幸せです。ヒートに出られなかったとしても、あのエアーができただけでも嬉しい。

 

怪我をしているときは、人生で一度でもこのようなことができるかどうかわからないと思っていた。ジャージを着ているときは、とても気持ちがいい。もっともっといいヒートをしたいですね」。

 

 

ジャック・ロビンソン: © WSL / Thiago-Diz

 

髪色を変えて出場のジャック・ロビンソン(AUS)は、クイックシルバー・プロGランドでの優勝の勢いをそのままに、オープニング・ヒート(ラウンド1、ヒート3)でルーキーのサミュエル・プポ(BRA)と怪我で欠場のケリー・スレーターのリプレイスで出場のジョシュ・バークを相手に勝利を収めた。3連勝を決められるか。

 

五十嵐カノアは、絶好調でラウンド3へ勝ち上がる。

 

 

Gランドでは、クオーターファイナルでジャック・ロビンソンと対戦して惜しくも敗れた五十嵐カノアは、現在の世界ランキング4位。ラウンド1はヒート2にクレジットされて、現在14位のコナー・オレアリーとともに、怪我人ワイルドカードのカルロス・ムニョス(CRI)と対戦した。

 

五十嵐カノア: © WSL / Thiago-Diz
五十嵐カノア: © WSL / Thiago-Diz

 

五十嵐カノアは、スタートからグッドセットを掴み、得意のレイバック・スラッシュ、テールスライドなどを組み合わせた超高速のコンビネーションサーフィンを披露。

 

コナー・オレアリー © WSL / Thiago-Diz

 

途中サーフボードを折るアクシデントに見舞われるも、エアリバースを決めるなどしグッドスコアを3本揃え、見事トップ通過でラウンド3へ勝ち上がった。一方コナーは惜しくも2位でラウンド2の敗者復活戦へと回った。

 

 

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「2本目でサーフボードが折れてしまったんですけど。自分のメンタルは折れていなくて。シャープアイには良い板をたくさん削ってもらっているので、どの板でも調子の良いサーフィンが出来るので有り難いと思います。ラウンド3に向けて頑張りますので、応援よろしくお願いします。」とカノアが言った。

 

 

サーフシティ・エルサルバドルプロ・ウイメンズ・オープニング・ラウンド1結果
HEAT1:レイキー・ピーターソン(USA)12.16 DEF. ガブリエラ・ブライアン(HAW)10.27、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)7.57
HEAT 2:コートニー・コンローグ(USA)11.13 DEF. カリッサ・ムーア(HAW)10.50、ティア・ブランコ(USA)8.67
HEAT 3:イザベラ・ニコルズ(AUS)11.53 DEF. キャロライン・マークス(USA)9.17、ブリサ・ヘネシー(CRI)7.44
HEAT 4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.87 DEF. ジョアン・ディフェイ(FRA)8.50、ステファニー・ギルモア(AUS)8.34

サーフ・シティ・エルサルバドル・プロ女子エリミネーション・ラウンド2結果。
HEAT1:カリッサ・ムーア(HAW)15.66 DEF. ティア・ブランコ(USA)7.84
HEAT 2:ジョアン・ディフェイ(FRA)13.26 DEF. ガブリエラ・ブライアン(HAW)10.47
HEAT3 キャロライン・マークス(USA)13.30 DEF. ブリサ・ヘネシー(CRI)10.44
HEAT 4:ステファニー・ギルモア(AUS)14.40 DEF. タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)9.13

サーフ・シティ・エルサルバドル・プロ・ウイメンズ・クオーターファイナル・マッチアップ。
HEAT1:ジョアン・ディフェイ(FRA)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
HEAT 2:レイキー・ピーターソン(USA) 対コートニー・コンローグ(USA)
HEAT3 カリッサ・ムーア(HAW) 対 キャロライン・マークス(USA)
HEAT 4:ステファニー・ギルモア(AUS) 対 イザベラ・ニコルズ(AUS)

サーフシティ・エルサルバドル・プロ・メンズ・オープニング・ラウンド1結果。
HEAT1:ヤゴ・ドラ(BRA)14.27 DEF. イーサン・ユーイング(AUS)14.00、ジョーディ・スミス(ZAF)10.73
HEAT 2:五十嵐カノア(JPN)10.70 DEF. コナー・オレアリー(AUS)10.03、カルロス・ムニョス(CRI)3.27
HEAT3 ジャック・ロビンソン(AUS)12.67 DEF. ジョシュ・バーク(BRB)10.00、サミュエル・プポ(BRA)9.93
HEAT 4:フィリッペ・トリード(BRA)13.83 DEF. ナット・ヤング(USA)10.66、ブライアン・ペレツ(SLV)8.96
HEAT 5:ジャクソン・ベイカー(AUS)11.84 DEF. イタロ・フェレイラ(BRA)11.17、コロヘ・アンディーノ(USA)9.50
HEAT 6:カイオ・イベリ(BRA)12.00 DEF. ジェイク・マーシャル(USA)10.33、グリフィン・コラピント(USA)9.60
HEAT 7:ガブリエル・メディーナ(BRA)14.50 DEF. ジャドソン・アンドレ(BRA)10.86、カラム・ロブソン(AUS)4.70
HEAT 8:バロン・マミヤ(HAW)13.50 DEF. ミゲル・プポ(BRA)11.93、マシュー・マクギルブレイ(ZAF)10.94

サーフシティ・エルサルバドルプロ・メンズ・エリミネーション・ラウンド2のマッチアップ。
HEAT 1:イーサン・ユーイング(AUS)対ブライアン・ペレツ(SLV)
HEAT 2:カラム・ロブソン(AUS) 対 ジャドソン・アンドレ(BRA)
HEAT 3:イタロ・フェレイラ(BRA) 対ジョシュ・バーク(BRB)
HEAT 4:コロヘ・アンディーノ(USA) 対. マシュー・マクギリブレイ(ZAF)
HEAT 5:グリフィン・コラピント(USA) 対 カルロス・ムニョス(CRI)
HEAT 6:ジョーディ・スミス(ZAF) 対 ナット・ヤング(USA)
HEAT 7:ミゲル・プポ(BRA) 対ジェイク・マーシャル(USA)
HEAT 8:コナー・オレアリー(AUS) 対 サミュエル・プポ(BRA)

 

 

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。