日本サーフィン連盟が男子14名、女子8名を選出し、2024パリ大会特定強化指定選手の第一次発表。

一般社団法人 日本サーフィン連盟 (NSA)は2023年3月20日、2024 パリ大会特定強化指定選手等に関するZOOM会見を行い、 理事長の酒井 厚志氏、副理事長の宗像富次郎氏が出席。男子14名、女子8名の2024パリ大会特定強化指定選手を発表。また同時に2023 ISA WORLD SURFING GAMES 日本代表NAMINORI JAPAN選考基準を発表した。

 

2024パリ大会特定強化指定選手一覧(五十音順)

男子14名:
安室 丈、五十嵐カノア、伊東李安琉、稲葉玲王、大野修聖、大原洋人、金沢呂偉、上山キアヌ久里朱、鈴木仁、西慶司郎、松岡慧斗、松永大輝、村上舜、脇田泰地

女子8名:川瀬心那、黒川日菜子、都筑有夢路、都築虹帆、前田マヒナ、松岡亜音、松田詩野、松永莉奈

 

今回の発表では、東京オリンピックではコーチとして活躍した大野修聖をはじめ、松岡慧斗など日本を代表するビッグウェイバーの名前が揃っている。

それはタヒチが会場であることを考慮し、大会での実績に加え、選手に大波でのライディング映像の提出してもらい、適性を考慮した結果である。

今回は第一次発表で、2023年2月17日(金)~2023年5月31日(水)までに選考用の動画を送った選手を対象に、2023年8月頃に第二次発表が行われ、選手の入れ替わりが起こる可能性もある。

 

 

エルサルバドルISAワールド・サーフィン・ゲームスの日本代表NAMINORI JAPAN選考基準発表

 

また、2023年5月30日から6月7日までエルサルバドルのエル・スンザル/ラ・ボカナで開催される、2023サーフシティ・エルサルバドルISAワールド・サーフィン・ゲームスの日本代表NAMINORIJAPAN選考基準を発表。上記の2024パリ大会特定強化指定選手の中より下記選手が選考される。

 

  • 2022 World Surf League日本人一位(男女各1名)
  • THE 4th JAPAN OPEN OF SURFING 優勝者(男女各1名)
  •  強化部推薦枠(男女各1名)

 

大会概要

●大会名称:2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games
●開催期間: 2023年5月30日(火)~6月7日(水)
●開 催 地:Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana
●主 催:International Surfing Association
●出場選手:各国男子3名まで、女子3名まで
●放 送: ISA特設サイトにてLIVE放送

2024パリオリンピック
クオリファイの優先順位

1. 2023年CTの上位選手、男子10名、女子8名。

2. 2023年WSGの大陸別に選出された男女各4名。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの男女各上位入賞サーファー。

3. 2023年パンアメリカンゲームスの男女各1位。

4. 2024年WSGの男子1位~5位、女子1位~7位。

5. 2024年WSGの男女別の優勝チーム。 1国2名の枠に関係なく、それぞれの国(NOC)に 1名ずつ出場権が与えられる。

6. 2022年WSGの男女別の優勝チーム。 1国2名の枠に関係なく、それぞれの国(NOC)に 1名ずつ出場権が与えられる。

7. 開催国枠。 開催国であるフランスは、上記の階層ですでに 埋まっている場合を除き、 男女各1名の枠が保証されます。 フランスの選手がクオリファイした場合、 その枠は2024年WSGの参加資格のある サーファーの中で最もランクの高い選手に 割り当てられる。

8. ユニバーサリティ枠。 今回初めて資格を有するNOCに男女各1名の 出場枠が与えられる。 これらの出場枠の資格基準については、 チョープーの波の性質が特別に考慮される。 このカテゴリーに適格なサーファーがいないと 判断された場合、選手枠は2024年WSGから 最高ランクの適格なサーファーに再配分される。 この枠の完全なプロセスと選考基準は、 後日IOCによって通知される。