フィリピンのミンダナオ島北端の北シャルガオ州の沖合に浮かぶシャルガオ島のクラウド9のパーフェクト・ピークで、クオリファイング・シリーズ(QS)1000イベント「シャルガオ・インターナショナル・サーフィン・カップ pres. by San Miguel 」が10月15日から21日まで開催される。
このイベントにはアジア地域のベスト・アップカミング・サーファーたちが、2023年のWSLチャレンジャー・シリーズ(CS)への出場権を求めてバトルを繰り広げることになる。
「クラウド9では2019年以来のイベント開催となり、史上初の男女合同イベントとして開催されることは、我々が本当に誇りに思うところです。WSLは、すべてのイベント・パートナー、特にSan Miguelが再び関わり、Siargao International Surfing Cupをクラウド9に戻してくれたことに感謝したいです」とWSL APACツアー・マネージャーのタイ・ソラティは言った。
前回のイベントでは、地元のレジェンドでクラウド9のスペシャリストであるジョン・マーク・トコン(フィリピン)が、彼のホームブレイクで3度目のタイトルを獲得した。数年間競技から遠ざかっていたトコンは、クラウド9でアジアの強豪にその実力を見せつけることを待ちきれない様子で、意欲を燃やしている。
「コロナのロックダウン、そして超大型台風オデット/ライの被害と、私たちのコミュニティにとって、ここ数年は大変な状況でした。サーフィンは私たちの生活の糧であり、シャルガオ・インターナショナル・サーフィン・カップがようやく開催され、シャルガオに観光が戻ってきたことにコミュニティは興奮しています。
サンミゲル社、ネクストジェン社、観光局、地元政府、その他スポンサーの皆様、この実現に尽力していただきありがとうございました。フィリピンの海岸線は広大で、素晴らしい才能を持ったサーファーがたくさんいます。
フィリピンの人々は、サーフィンのコミュニティーに心を開いています。世界で最高の波の1つであるクラウド9で、世界最高のサーファーたちと才能を発揮することを楽しみにしています。」
日本からも多くのサーファーがエントリー
今回のイベントに日本からは、鴨川で2位となった大音凛太、田中大貴、安室丈、矢作紋乃丞、西優司、太田拓杜、岩見天獅がエントリー。女子では、松永莉奈、松岡亜音、都築虹帆、馬庭彩、佐藤李が出場予定。
コンディションによっては、バレルゲームとなるクラウド9で日本の選手たちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか今から楽しみだ。がんばれ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/qs/79/siargao-international-surfing-cup/