フィリピン、シャルガオ、ジェネラル・ルナ(2023年10月27日金曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)3000の「2023年シャルガオ・インターナショナル・サーフィン・カップ」大会2日目は、スモール・バンピーなコンディションの中、2フィートの波と弱いオンショアをものともせずハイ・パフォーマンスサーフィンが披露された。
大会2日目は、男子のラウンドオブ64のH7から再開。ラウンドオブ64終了後、女子のラウンドオブ32が2ヒートだけ行われた。
ローカル・ヒーローであり、クラウド9で3度の優勝経験を持つジョン・マーク・トコン(フィリピン)は、2日目のヒートで快勝し、ラウンドオブ32進出を決め、素晴らしいスタートを切った。トコンは2ウェイブ・トータルで12.70(20点満点)をスコアして、宮城和真(日本)とともに勝ち進んだ。
「緊張するヒートだった」と言ったトコン。「最後まで計画通りにはいきませんでした。エアよりもターンに集中したかったのですが、エアを続けて着地できませんでした。集中力を取り戻し、ターンで点数を取ってから、そろそろエアに行こうと思って、運良く乗り切りました。ホームで試合ができて本当にうれしいです。チャレンジャーシリーズで忙しい1年だったので、友人や家族と過ごせて最高です」。
2日目に目立ったもう1人のチャレンジャーシリーズのコンペティターは、スウェーデンのキアン・マーティン。マーティンは、クラウド9の波との相性が良く、他の選手が攻めきれなかった良いセクションを見つけ、ヒート・トータル9.15でラウンドオブ32に進出。
女子のオープニング・ラウンドでは、松田詩野(日本)がエクセレントな8.50(10点満点中)のシングルウェイブ・スコアを含む、ヒート・トータル15.50という素晴らしいパフォーマンスを披露。松田のバックハンドはボーリングする波でも非常にパワフルでラウンドオブ16でも注目の一人となった。
大会2日目の日本人選手は、H7岩見天獅、H10須田喬士郎、金沢太規、H11伊東李安琉、長沢侑磨(3位敗退)、H13宮城和真、H14加藤翔平、H15大音凛太、守城海、H16矢作紋乃丞、女子のH1都築虹帆がラウンドアップを決めた。
大会3日目の10月28日のコールは現地時間の 2023年10月28日6時30分 は、日本時間の 2023年10月28日7時30分。
女子ラウンドオブ32のH3池田美来、H4脇田紗良、スカイ・ブラウン、H5野中美波、H6中塩佳那、佐藤李、H7馬庭彩、松永莉奈、H8松岡亜音、西元エミリがクレジットされている。
Siargao International Surfing Cup
オフィシャルサイト:
https://www.worldsurfleague.com/events/2023/qs/185/siargao-international-surfing-cup/main