カリフォルニア州ハンティントンビーチ(2021年9月24日金曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のチャレンジャー・シリーズ(CS)イベントのオープニングを飾る「USオープン・オブ・サーフィン・ハンティントンビーチ presented by Shiseido」は大会5日目。
新たに2~4フィートのうねりが入り、女子のラウンド3では1対1の戦い、男子のラウンド3ではラウンド4の組み合わせを決める3人ヒートが行われ、男子ベスト16、女子ベスト8が決定した。
本日は女子R3 H5に脇田紗良。男子 R3のH1に村上舜、H4 大原洋人、H12 五十嵐カノアが登場。
村上舜がトップでベスト16進出。
村上舜はイマイカラニ・デボルト、カルム・ロブソンと対戦。ヒート開始10分間、全く波が入らずリスタート。村上は優先権を使い、ビッグセットをキャッチ。アウトとインサイドでビッグリエントリーを決めて6.03 をスコアしてヒートを開始する。
そして、セカンドウェイブではフォアハンドでロールインを決め、インサイドではバックハンドで2発の鋭いリエントリーを決めて6.83をスコア。ヒートスコア12.86としてトップに躍り出る。そして、そのまま逃げ切り、見事ベスト16進出を決めた。
大原洋人は惜しくも敗退。
H4 の大原洋人は、元CTサーファーでABCで放映された「The Ultimate Surfer」でCTワイルドカードをゲットしたハワイのイズキール・ラウとブラジルのアレックス・リベイロと対戦。ヒートはジークが先制。
大原も5.60をスコアして応戦する。後半に優先権を持って掴んだ波でもスコアを伸ばせず。バックアップが見つけられなかった大原は惜しくも敗退となった。
五十嵐カノアは2位でラウンドアップ。
H12では五十嵐カノアが登場。コール・ハウシュメンドとエドガード・グロッジアと対戦。スタートから6.17をスコアするカノア。その後、他の選手がスコアをまとめてカノアは3位を強いられる展開を強いられる。
しかし後半に6.43をスコアしたカノアは逆転トップへ。絶好調のサンクレメンテのコールが7.13というエクセレントなスコアをマーク。カノアは2位となるもラウンドアップを果たした。
脇田紗良がベスト8進出
女子R3のH5で脇田紗良は、スペインのアリアナ・オチョアと対戦。脇田はスタートからアウトのバックハンド・リエントリーとインサイドの2発のリエントリーで6.67をスコア。素晴らしいスタートダッシュを見せる。
後半に入り、更にサイズのある波を掴んだ脇田はバックハンドで鋭いリエントリーをメイク。インサイドまでしっかりつなぎ5.50をスコア。そのまま逃げ切り見事ベスト8選出を決めた。
明日の大会6日目は、現地時間午前7時30分(PDT)、日本時間の23時30分にファーストコール。女子のクオーターファイナルは午前8時5分(PDT)に開始される予定で、男子のラウンド4はスタンバイ。
明日の男子 R4のH1 に村上舜、H8 五十嵐カノア。女子QFのH3に脇田紗良が登場。
村上舜はカリフォルニアのジェイク・マーシャル、五十嵐カノアは、サンクレメンテのケイド・マトソンと対戦。脇田紗良はアメリカの新鋭ケイトリン・シマーズと対戦する。がんばれ!日本!
男子:US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido
女子:US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido
女子クオーターファイナル
男子ラウンド4
USオープン・オブ・サーフィン・ハンティントンビーチの男子ラウンド
ヒート1:村上舜(日本)対ジェイク・マーシャル(USA)
ヒート2:ミヒマナ・ブレイ(PYF)対カラム・ロブソン(AUS)
ヒート3:コロヘ・アンディーノ(アメリカ)対イズキール・ラウ(HAW
ヒート4:アレックス・リベイロ(BRA)対ノーラン・ラポザ(USA
ヒート5:アロンソ・コレア(PER)対リアム・オブライエン(AUS
ヒート6:グリフィン・コラピント(アメリカ)対カム・リチャーズ(USA
ヒート7:コール・ハウシュメンド(USA)対ルーカス・シルベイラ(BRA
ヒート8:ケイド・マトソン(USA)対五十嵐カノア(日本)。
USオープン・オブ・サーフィン・ハンティントンビーチの女子クオーターファイナル
QF 1:キャロライン・マークス(USA)対ガブリエラ・ブライアン(HAW)
QF 2:ソーヤー・リンドブラッド(USA)対ココ・ホー(HAW)
QF 3:脇田紗良(日本)対 ケイトリン・シマーズ(USA)
QF 4:コートニー・コンローグ(USA)対ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)