前田マヒナ、野中美波、丸山千朝は惜しくも予選敗退。USオープンは女子のラウンド1がスタート。

キャロライン・マークス

カリフォルニア州ハンティントンビーチ(2021年9月21日火曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の「USオープン・オブ・サーフィン・ハンティントンビーチ・プレゼンテッド・バイ・シセイドウ」は大会2日目。

 

2~3フィートのコンディションのなかで、男子のラウンド1の残りの6ヒートに続いて、女子のラウンド1が行われ、H10までが行われた。

 

 

キャロライン・マークス

 

チームUSAのオリンピアンであり、チャンピオンシップ・ツアー(CT)6位のキャロライン・マークスは、「ニッサン・スーパーガール・サーフプロ」でリージョナル・クオリファイ・シリーズ(QS)優勝を果たし、USオープンでも、その勢いのままラウンド1を勝ち上がった。

 

キラ・ピンカートン PHOTO: © WSL / Kenny Morris

 

一方で、アメリカのサーフィンのレベルを上げたのは、サンクレメンテのキラ・ピンカートン。18歳の彼女は、「ニッサン・スーパーガール・サーフプロ」で早々に敗退したが、その挽回のチャンスを見つけ、ラウンド1で大勝利を収めた。

 

「いい波だと思ってパドルするたびに、アドレナリンが出てくるんだと思います」とピンカートン。「波もスローだったので、他の女子よりも優先的にプレーしたいと思いました。この状態を維持して、今週の全ヒートを突破したいですね」。

 

 

ディミティ・ストイル

 

元CTコンペティターのディミティ・ストイル(AUS)は、ヒートトータルで15.10(20点満点中)という驚異的な数字を残し、会場やオンラインで見ている人たちに彼女のワールドクラスのフォアハンド・アタックを披露した。

 

 

日本女子、厳しいスタート。

 

 

午後からオンショアが吹き、コンディションが悪化するなか行われた女子のR1の後半。 H8に野中美波、H9 丸山千朝、H10に前田マヒナが登場。

 

野中美波は中盤に4.00、後半にバックハンドのビッグリエントリーで5.73をスコアするも惜しくも3位で敗退。またオリンピック日本代表の前田マヒナは、さらにハードなコンディションになる中、レフトの波にチャージを続けたがスコアを伸ばせずに惜しくも初戦敗退となった。

 

 

明日の大会3日目は、現地時間午前7時30分、日本時間の23時30分にファーストコール。女子のラウンド1ヒート11は午前8時5分(PDT)にスタート予定、男子のラウンド2はスタンバイとなる。

 

早朝のヒートから 脇田紗良、黒川日菜子、都筑有夢路、松田詩野といったサーファーが登場する。頑張れ!日本!

 

 

日本女子選手のラウンド1

ヒート11
レイキー・ピーターソン、エヴリン・フート、脇田紗良、ケイトリン・シマーズ
ヒート12
レティシア・カナレス・ビルバオ、黒川日菜子、インディア・ロビンソン、ゾーイ・マクドゥーガル
ヒート13
コートニー・コンローグ、レイチェル・プレスティ、都筑有夢路、ブリアンナ・コープ
ヒート15
ブリサ・ヘネシー、フレイア・プリュム、松田詩野、マケナ・バーク

 

日本男子選手のラウンド2

ヒート1
ジャック・ロビンソン、ヴァスコ・リベイロ、村上舜、ミシェル・ボレーズ
ヒート4
シェルドン・シムクス、パトリック・グダウスカス、ジョーディ・マリー、大原洋人
ヒート12
五十嵐カノア、リーフ・
ヒーズルウッド、エヴァン・ガイゼルマン、ケイド・マトソン

 

 

男子:US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido

女子:US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido