五十嵐カノアをはじめ日本のトップが集結。WSLチャレンジャーシリーズ開幕戦「USオープン」出場者が発表。

USオープンでは2度優勝しているカノア© WSL / Morris

カリフォルニア州ハンティントンビーチ/アメリカ(2021年9月9日木曜日) 「USオープン・オブ・サーフィン ハンティントンビーチ presented by Shiseido」が、2021年のWSLチャレンジャーシリーズ(CS)の開幕戦として、9月20日から26日まで開催される。

 

会場となるハンティントンビーチ

 

世界中のトップ選手が、ハンティントンビーチを象徴するピアで、チャンピオンシップツアー(CT)出場資格を得るための貴重な10,000ポイントをかけて競い合う。

 

 

2018年大会で優勝したコートニー・コンローグ(USA)と五十嵐カノア(JPN)© WSL / Morris

 

チャレンジャー・シリーズは、CTを頭とする3層あるコンペシーンの2階層目にあたり、男子96名と女子64名の出場選手は、CTサーファーに加え、世界に7つあるWSLリージョナル・クオリファイング・シリーズ(QS)から選抜された選手で構成される。

 

そして、今シーズンのCSは4つのイベントが予定されており、最終ランキングで男子トップ12、女子トップ6に入ることで、エリートCTへクオリファイ出来る。

 

2022年チャンピオンシップ・ツアーとチャレンジャー・シリーズ・シーズンの公式開催地についてはこちら。

 

「チャレンジャー・シリーズが始まり、予選が再開されることに誰もが興奮しています。誰がうまくやるか、誰がCT資格取得に向けて挑戦するかを見るのは素晴らしいことだと思います。ハンティントンビーチには感謝していますし、このイベントが始まるのを楽しみにしています」とWSLのSVPツアー兼競技責任者であるジェシ・マイリー=ダイヤーがコメント。

 

 

日本の五十嵐カノアをはじめ、日本のトップが出場。脇田紗良がCTリプレイメント・シードで出場。

 

 

 

 

既にエントリーリストが発表になっており、世界のトップサーファーが出場。日本からはCTサーファーでこのUSオープンの2度のチャンピオンであり、東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノアをはじめ、日本人初のUSオープン・チャンピオンに輝いたオリンピック5位の大原洋人。

 

そして今の日本のサーフシーンをリードする村上舜、稲葉玲王、西修司。そしてアジアシードとしては和井田理央とオニ・アンワーといったインドネシアの選手が出場する。カノアはCTシードなので、アジアシード男子は合計6名が出場する。

 

女子では、東京オリンピック銅メダルリストの都筑有夢路、オリンピック9位の前田マヒナをはじめ、松田詩野、黒川日菜子、野中美波といった日本のトップが出場。インドネシアのカイラニ・ジョンソンを加え、アジアシード6名が出場。そして、脇田紗良がCTリプレイメント・シードで出場することが決定。

 

男女共日本のトップオブトップが揃ったチャレンジャーシリーズの初戦となるUSオープンの開催が今から楽しみだ。

 

 

2021年のチャレンジャーシリーズ(CS)予定

– USオープン・オブ・サーフィン
アメリカ・カリフォルニア州・ハンティントンビーチ
2021年9月20日~26日

– MEOプロ・エリセイラ
ポルトガル、エリセイラ
2021年10月2日~10日

– クイックシルバー/ROXYプロ・フランス
フランス、ランド州、カプブレトン/ホセゴー/セノッス
2021年10月16日~10月24日

– ハレイワチャレンジャー
アメリカ、ハワイ州ハレイワ
2021年11月25日~12月7日

 

男子CS予定 https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mcs?all=1

女子CS予定 https://www.worldsurfleague.com/events/2021/wcs?all=1

 

*すべてのツアーの開催地および日程は、世界的な旅行規制を含むCOVID-19関連の規制により変更される場合があります。

 

USオープン・オブ・サーフィンは、9月20日から26日までカリフォルニア州ハンティントンビーチで開催され、www.WorldSurfLeague.com でライブ放送されます。