【速報!】VANS USオープン・オブ・サーフィンでカノア五十嵐が初のUSオープン・タイトルを獲得

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2017年8月6日、日曜日)カリフォルニアのハンティントン・ ビーチで開催中の「VANS USオープン・オブ・サーフィン」は大会最終日。

コンテスト会場となったハンティントン・ピア
コンテスト会場となったハンティントン・ピア

更にサイズダウンとなったファイナルデイ。メンズQSクォーターファイナルのヒート1で昨日、大原洋人を破ったリカルド・クリスティと対戦した、ローカルヒーローのカノア五十嵐。

リカルドを破ったカノアPHOTO: © WSL/ Morris
リカルドを破ったカノアPHOTO: © WSL/ Morris

ヒートはクリスティがバックハンドで6.33をスコアして先制攻撃。カノアもフォアハンドのエアリバースで7.67をスコアして反撃する。攻撃の手を緩めないクリスティはバックアップを5.50としてヒートをリードする。その後凪に入りセットが止まる。

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そのまま後半戦に入り、優先権を持って波を待ったカノアは、5.63をスコアして逆転に成功する。ニード6.98と追い込まれたクリスティ。再びセットが止み、時間だけが過ぎていく。

 

残り時間5分を切りクリスティが優先権を持ってセットを待つ。しかしセットは入らず。そのままカノア五十嵐が逃げ切り、セミファイナル進出を決めた。

 

USオープン準決勝で、2度のイベント勝者であるトリードとカノア五十嵐が対戦した 。しかし、その戦いは思わぬアクシデントが発生。ヒート序盤で1本の波を奪い合う二人。CTリオ戦を思い出すようなパドルバトルで二人が交錯。トリードが再びインタフェアーを取られ、因縁の戦いとなった二人。

インターフェアを侵したトリード PHOTO: © WSL/ Morris
インターフェアを侵したトリード PHOTO: © WSL/ Morris

その後も圧倒的なエアショーを見せたトリードは、7.17、そして8.33をスコア。このコンディションでは、誰もが脅威に感じていたトリード。3度目の優勝も目前だったが、ここで敗退。逆に勝利の女神を味方に付け、チャンスを手に入れたカノア五十嵐が初のファイナル進出を決めた。

まさかのインターフェアで敗れたトリード PHOTO: © WSL/ Morris
まさかのインターフェアで敗れたトリード PHOTO: © WSL/ Morris
ファイナルでエクセレントを出したカノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris
ファイナルでエクセレントを出したカノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris

 

USオープンで初のファイナル進出を果たしたカノア五十嵐。ブラジルのトーマス・ヘルメスとVANS USオープンの初優勝をかけてファイナルを戦った。

 

しかし、ファイナルも他のヒート同様にセットが入らず。リスタート寸前でヘルメスがレフトブレイクで4.67をスコアして開始。じっくりと波を待ったカノア五十嵐は、ファーストウェイブで素晴らしいレフトブレイクをキャッチ。

 

バックハンドでラディカルな3マニューバー。そしてインサイドのクローズセクションまでつなぎ、9.63というメンズ・イベントのハイエスト・シングル・スコアとなるパーフェクトに近いエクセレントをスコア。素晴らしいスタートを切る。そして、5.60でバックアップしたカノア五十嵐は、ヘルメスをコンビネーションに追い込む。

喜び方が半端じゃなかったカノア PHOTO: © WSL/ Morris
喜び方が半端じゃなかったカノア PHOTO: © WSL/ Morris

 

後半スコアを上げてコンボを外すヘルメスだったが、再びカノアは7.60をスコアして、再びコンボに。そして、地元ハンティントンのサポーターからの声援をパワーに変えたカノア五十嵐が、自分のバックヤードで行われるコンテストで名誉ある初の全米タイトルを獲得した。

 

「もうクレイジー!マジ最高です。ここでは2度セミファイナルで負けていたのですが、ようやく優勝することができました。」と、五十嵐は言った。「ここで優勝することは、自分の年になるように感じます。そんな風に多くの人が僕にずっと言い続けてくれました。僕はそれを信じて、それが実現しました。

 

この場所は、僕にとって世界を意味するのです。僕はここでサーフィンを学んだ。自分の友人と家族とともにここ居られることは、ただ本当に特別なことなのです。

 

そして、このコンテストは自分にとってすごく大きなもので、僕がプロ・サーフィンを観た初めての場所。ただカラニ・ロブのような選手が、戦い抜く素晴らしい姿をビーチに座って見ていたんです。そんな素晴らしいプロサーファーになって、こんな多くのギャラリーの前で優勝したいって思ったんです。今日は絶対に忘れられない日になりました。」

 

 

 

カノアとCT初優勝のセージ・エリクソン PHOTO: © WSL/ Morris
カノアとCT初優勝のセージ・エリクソン PHOTO: © WSL/ Morris

 

大原洋人はQSランキング8位で後半戦へ。

 

今回のイベントでも絶好調でラウンド5まで勝ち上がった、USオープンの優勝者である大原洋人は、ファイナルデイを前に敗退し9位でフィニッシュ。しかし3700ポイントと4,300ドルを手に入れた。今回USオープン終了後のランキングを2つ上げて8位となり後半戦へ向けて、CTクオリファイへ向けて戦い続ける。

 

 

VANS USオープン ― ウイメンズCTファイナル結果:
優勝:セージ・エリクソン(USA)11.84
2位:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)9.80
 

VANS USオープン ― ウイメンズCTセミファイナル結果:
SF 1:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)11.10 def.ココ・ホー(HAW)7.34
SF 2:セージ・エリクソン(USA)13.33 def.コートニー・コンローグ(USA)11.46
 

2017WSLウイメンズ・ジープ・リーダーボード(VANS USオープン後):
1-タイラー・ライト(AUS)41,400
2-サリー・フィッツギボンズ(AUS)39,900
3-コートニー・コンローグ(USA)38,300
4-ステファニー・ギルモア(AUS)34,750
5-ジョアン・ディフェィ(FRA)33,400

 
 

VANS USオープン:メンズQS10,000ファイナル結果
優勝:カノア五十嵐(USA)17.23
2位:トーマス・ヘルメス(BRA)11.10
 

VANS USオープン:メンズQS10,000セミファイナル結果
SF 1:カノア五十嵐(USA)12.26 def.フィリーペ・トリード(BRA)11.92
SF 2:トーマス・ヘルメス(BRA)11.84 def.カルロス・ムニョス(CRI)10.70
 

VANS USオープン:メンズQS10,000クォーターファイナル結果
QF 1:カノア五十嵐(USA)13.30 def.リカルド・クリスティ(NZL)11.83。
QF 2:フィリーペ・トリード(BRA)13.43 def.ジョシュ・カー(AUS)12.10
QF 3:カルロス・ムニョス(CRI)10.06 def.マイケル・フェブラリー(ZAF)5.17
QF 4:トーマス・ヘルメス(BRA)12.47 def.パトリック・グダスカス(USA)12.40
 

2017WSLメンズ・クオリファイング・シリーズ・ランキング(VANS USオープン後):
1-ジェシー・メンデス(BRA)22,700
2-マイケル・フェブラリー(ZAF)14,750
3-カノア五十嵐(USA)13,310
4-トーマス・ヘルメス(BRA)13,010
5-グリフィン・コラピント(USA)12,380

 

http://www.vansusopenofsurfing.com/2017-surf

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1912/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1913/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wjun/1911/vans-us-open-of-surfing

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mjun/1909/vans-us-open-of-surfing-mens-jr