2021年春に静岡県牧之原市にオープンを予定する、日本初の大型ウェイブプール「静波サーフスタジアム」は、プールにおける注排水用ポンプの正常動作を確認し注水を開始。2月中旬に予定通りの水位となっていることを発表。 今後は再度注水後、造波テストを開始し予定通り春の開業を計画している。
静波サーフスタジアムは、アメリカ・テキサス州のBSRサーフリゾートと同じ、アメリカンウェーブマシンズ(AWM)のPerfectSwellテクノロジーを搭載しており、その波のクオリティは折紙付。
またアメリカンウェーブマシンズ社は、今回プレスリリースで「静波サーフスタジアム」の進捗情報を発表。またプールに水を43%入れた状態でのテストランの映像も公開した。
プレスリリースによれば、「静波サーフスタジアム」のオープン日は、アメリカから日本への渡航制限が解除され、静波サーフスタジアムPerfectSwell®がAWMからライセンシー(SSJ)にに公的事業の開始を委託された後に発表される予定。
また今回の静波のプールには最新機能を導入予定で、AMWのサーフプログラマーであるウィリアム・マクファーランド氏は、「『Temporal Distortion』という新しい波のデザイン機能を追加します」とコメント。
このレベルのコントロールにより、波にシフトする要素が加わり、全体的によりダイナミックな波を作り出すことができるという。
「その他の新機能には、システムのパワーレスポンスのアップグレードが含まれています。スタートアップテストの結果、強化されたパフォーマンスとシステムの完全な最適化が確認されました。」とリードエンジニアのミケル・ラザロ氏がコメントしている。
日本のサーフィン業界のみならず、世界が注目する「静波サーフスタジアム」のオープンする日が近づいている。
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