モリー・ピクラムとリーフ・ヘイズルウッドが今年初のQSイベント「グレート・レイクス・プロ」で初勝利。

優勝したリーフとピクラム WSL / Ethan Smith

ニューサウスウェールズ州ブーメランビーチ/オーストラリア(2020年2月19日金曜日) – 2021年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)のオープニング・イベントである「グレート・レイクス・プロ・プレゼンツ・バイ・サーファーズ・レスキュー24/7」で、モリー・ピクラムとリーフ・ヘイズルウッドが勝利を収めた。

 

 

今大会は、メイン・ロケーションであるブーメラン・ビーチが強風のトリッキー・コンディションのため、昨日同様に会場をタンカリー・ブレイクウォールに移動しファイナルデイが行われた2人は今回のハイスコアを記録し、4〜5フィートのジャンキーでありながらも、しっかりとしたピークのある波で今シーズンのWSL初のQS優勝を飾った。

 

リーフ・WSL / Tom Bennett

 

リーフ・ヘイズルウッドは、今回のグレート・レイクス・プロで初のWSL QS優勝を果たし、完璧なカムバックを見せた。

 

2020年シーズン、コロナの影響でのイベント・キャンセルと肩の怪我に苦しんだヘイズルウッドだが、2021年のスタートは、これまで以上に強い決意を持ったスタートを見せ、ファイナルまでに3つのハイエスト・ヒートトータルを記録。

 

ファイナルでは、ノースナラビーンのジョーディ・ローラーと対戦し、2人は期待を裏切らず、最後のホーンが鳴るまで波に乗り続け、ヘイズルウッドが勝利を手にした。

 

「怪我とコロナの影響で、ここまで本当に長い道のりでした。優勝で今年のスタートを切ることが出来たなんて信じられない気分です。今回のコンディションは僕に有利だったと思います。各ヒートのスタート前にレフトがブレイクしているのを見ていたら、ビデオのパートを作っているような気分でサーフィンをしたくなったんです。最高でしたね。」

 

モリー・ピクラム WSL / Tom Bennett

 

最近注目を集めているモリー・ピクラムは、WSL QS1,000イベントで初優勝を果たし、注目すべき存在となった。18歳のナチュラルフッターであるピクラムは、ソフィー・マカロックとのファイナルで今大会最高のヒートトータルを記録。ピクラムはバックサイドターンを何度も繰り返して15.00ポイントをたたき出した。

 

「素晴らしい気分だし、一生忘れられないものになった」とピクラムが言った。「2018年のマロウブラQSで準優勝して以来、QSイベントに出ることを夢見ていたので、今回の優勝は個人的な目標を達成できたように感じています。コーチのマイクロ(グレン・ホール)と一緒にここに滞在して、戦略やヒートゲームプランに一生懸命取り組んできました。彼が一緒にいてくれて本当に良かったです。これからの数週間、NSWプロサーフシリーズの残りの試合が楽しみです。

 

また、今回の大会には相澤日向、藤本世音、馬庭彩の3名が出場。藤本はラウンドオブ96で敗退。相澤はラウンドオブ64で敗退。馬庭彩はラウンドオブ32で敗退となった。

 

来週は、WSL-QSイベントのVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ第2戦「ポート・スティーブンス・プロQS1,000」が2月21日から23日までバーウビ・ビーチで開催される。

 

2021年Vissla  NSWプロサーフシリーズイベントスケジュール
イベント1:グレート・レイクス・プロ、ブーメラン・ビーチ
2021年2月16日(火)~19日(金)
イベント2:ポート・スティーブンス・プロ、バーウビ・ビーチ
2021年2月21日(日)〜23日(火)
イベント3:マッドメックス・マロウブラ・プロ、マロウブラ・ビーチ
2021年2月26日(金)〜28日(日)
イベント4:Vissla セントラルコーストプロ、アボカビーチ
2021年3月2日(火)~7日(日)

 

 

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