ISAが新型コロナウイルスとエルサルバドルで5月に開催予定のISA世界選手権に関する声明を発表

ISAが新型コロナウイルスとエルサルバドルで5月に開催予定のISAワールドサーフィンゲームスに関する声明を発表

 

2020年3月11日、アメリカ・カリフォルニア州:国際サーフィン連盟(ISA)は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、5月9〜17日に開催が予定されているISA世界選手権(ワールドサーフィンゲームス)に関する声明を発表した。

 

ISAは、エルサルバドル政府が全国的に検疫を課し、エルサルバドルへのすべての海外渡航を制限する決定を下すという、厳しい状況を報告。だが今後も、ISAとエルサルバドル政府は、5月9〜17日に予定されている「サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」の開催に向けて準備を続けることに同意しているとも発表している。

 

そして、ISAとエルサルバドル政府は、エルサルバドル及び世界でのコロナウイルスの感染拡大の進展を日々見守り続け、2020年3月31日に再びイベントの可否を再検討するとした。

 

日本国内でも新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛要請を受け、サーフィンイベントも中止や延期する動きが増えている。東京オリンピックに直接つながる今回のISA世界選手権だけに是が非でも開催して欲しいところだが、それより前に春に予定される国内の試合に関しても決断を迫られる時期が迫ってきている。