エルサルバドル、2021年6月6日 – サーフィン・オリンピックの最終予選である「2021サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」が終了。今回の全ての競技が終わり、オリンピック出場権獲得者が決定した。
日本代表は、五十嵐カノア、大原洋人、都筑有夢路、前田マヒナの4名に決定。現地から届いた彼らの喜びのコメントを紹介する。
「今回はオリンピックのスポットが決まって嬉しいです。プレッシャーから解放されたと同時に、本当の勝負が近づいてきたということを感じ、新たなモチベーションになっています。銀メダルはちょっと悔しいですけど、オリンピックの出場を決めるということがメインのフォーカスだったので。このあとの準備も大事だと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。」
五十嵐カノア
「素直に嬉しいです。地元で開催されるオリンピックだったので、どうしても出たいという気持ちもありました。この試合のために、コロナ期間中も練習やトレーニングをしてきて、先が見えない中でも前向いて一生懸命やったことが結果につながったのかなって思います。時差のある中で遅くまで応援ありがとうございました。
インスタグラムがこっちに来てから調子が悪くて、みんなからのメッセージとか貰っていたかもしれないんですけど、それは全く見れなかったんですが、ツイッターなどでみんなが応援してくれているのはわかっていました。
そうやって多くの人が応援してくれている中で東京オリンピックに出場できる切符を手に入れることができたことを嬉しく思います。オリンピックでは、地元ということもあり、みんなに感動してもらえるような演技をして、一番良い結果を出したいと思っているので、また応援よろしくお願いします。」
大原洋人
「すごく嬉しいです。時差のある中、ヒート数とかもたくさんあって、大変だったと思うんですが、応援ありがとうございました。今回の試合では自分のサーフィンが出すことができなかったので、オリンピックに向けて自分のサーフィンが出来るように準備をしていきたいと思います。オリンピックはゴールドメダル目指して頑張ります。」
都筑有夢路
「ありがとうございます。これからゴールドメダル取るために準備して頑張ります。日本の皆さん、サポート本当にありがとうございます。これから未来に向けて頑張っていきます。」
前田マヒナ
ずっと先の話のようだったオリンピックも、開催まで2ヶ月を切り、代表選手も確実となったことで、サーフィンのオリンピック・デビューも現実味を帯びてきた。
オリンピックのサーフィン競技日程は、コンディションが良ければ4日間で終了予定だが、波のコンディション次第でさらに日程を要する可能性がある。
そのため、実際のサーフィン競技日程は、2021年7月25日(日)~8月1日(日)の「オリンピックサーフィンフェスティバル」開催期間内に4日間のスケジュールで行う予定と発表されている。ただ、この先に様々な変更が行われる可能性は残されているようだ。
https://tokyo2020.org/ja/schedule/surfing-schedule