2020年7月31日、アメリカ・カリフォルニア:国際サーフィン連盟(ISA)は本日、2021年までワールドサーフィンゲームスを延期する決定を発表した。この決定は、エルサルバドルの政府と合意のうえ決定され、選手、役員、ファン、エルサルバドルの市民の健康と安全を優先した結果となった。
当初は2020年5月に開催される予定であったISAワールドサーフィンゲームスは、2021年5月8日〜16日のスケジュールに変更された。ISAと地元の主催者は、引き続き世界的なパンデミックを監視し、イベントのステータスを定期的にアップデートする予定である。
このイベントでは、最後のオリンピック代表枠12名(男性5名、女性7名)が決定する。
このエルサルバドルで開催される、オリンピック最終予選となる「ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」への出場権は、「第2回ジャパンオープンオブサーフィン」で決定されるが、こちろも延期を強いられている。今回のISAの開催日決定を受けて、ジャパンオープンの日程も決まってくることだろう。
エルサルバドルの最終選考会には、日本から男子3名、女子3名が代表として出場できるが、すでに男女各2名の五十嵐カノア、村上舜。都筑有夢路、松田詩野の4名に出場権が与えられており、次回のジャパンオープンでは男女各1名を決定するものになる。
また上記の表はオリンピック代表選手リストではあるが、2021年5月のエルサルバドルが終了するまで確定は出ない。しかしCT枠の男子10名、女子8名は不動で、カノアほぼ確定。しかし村上舜と松田詩野はこのエルサルバドルの結果次第という状況。
コロナ禍での試合のスタイルも変化してきそうな気配もあり、それが勝敗に影響を及ぼす可能性も出てくる。どんなドラマが待っているのか。今から楽しみだ。
https://www.isasurf.org/isa-announces-postponement-of-world-surfing-games-to-may-2021/