村上舜が最高得点をマークしてスタート。JPSAショートボード第6戦「伊豆下田CHAMPION PRO」

写真、リポート：山本貞彦　JPSAショートボードツアー第6戦「伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainment」が本日１０月４日から伊豆白浜で開幕。大会は６日（日）まで開催される。

大会初日。いつもは7月に開催していた今大会。今年は波に期待をかけられる10月に移動してのJPSAツアー第6戦。

波はコシハラとコンスタントにウネリが入る。台風18号から温帯低気圧に変わるも、伊豆白浜は朝から豪雨でカミナリ。なので、開始を遅らせ、天気の回復を待って女子のR-1からスタート。

今日は女子はR-3まで進んでベスト8を選出。男子はR-1、R-2のH-4まで行って終了となった。

潮は中潮で干潮は13:30。引いてしまうと波が続かず、1発入れられるか。ポテンシャルのある波もヒート中に限られるということで、H-5以降は明日に順延。明日は白浜海岸で朝、6時30分にファーストコールとなった。

村上舜
前日に参戦表明。なのでレイトエントリーとなり、R-1からの出場。久々のJPSAということで、本人曰く「緊張した」とのこと。でも、優先権がなくてもインサイドで乗りまくって、一人ポイントを重ねる。セットをつかめば、ノートリで3発決めてエクセレント。全く心配なく明日へつないだ。

松下諒大
肩の怪我から復活。やはり久々で「固くなった」と言うが、1発目は得意のエアリバでスタート。その後もコンスタントに波を掴み、いつもの諒大に。上がって、仲間からの声援に笑顔で応える。

野中美波
２年連続イベントチャンピオン。そして、JPSAも久々組。レールさばきが上手くなったか。トップで板を返すスピードも速くなった。その分、安定して次の技を繰り出せるようになった。

田代凪沙
やはり、こちらも久々のJPSA。「緊張から震えた」と言うも、今日の波乗りを見る限りは大丈夫。凪沙らしいライディングでセミファイナルへ。自信を持って明日も挑もう。

大村奈央
スポンサー（TAKE OFF)の大会ということもあって、こちらもJPSAは久しぶり。R-1からの出場ながらもスピードあるキレのある演技でラウンドアップ。しかし、R-3では波の選択に迷ったか、会場を右に左に移動するも逆転ウェイブは見つけられず。残念ながら今大会は9位で終了。

馬庭彩
積極的に仕掛けた。攻めのサーフィンが、テンポを生み、リズムよく演技。R-1から勝ち上がり、ベスト8へ。

小林桂
昨年のディフェンディングチャンプ。波数が少なくなった中で一人左に移動して先手必勝、グッドスコア。作戦もバッチリで余裕のラウンドアップ。

宮坂麻衣子
7.50という高得点をスコアしたマイコ。「自分の所に良い波が来てくれてよかった。バックハンドが調子いいです。」

須田那月　　現在ランキング５位のナツキ。グラチャンも射程距離内。
野呂玲花
「最初に6.25を出せて良かったです。今シーズンは全然ダメで結果も残せてないんですけど、この伊豆と千葉の残り２戦は優勝目指して頑張るので応援よろしくお願いします。」
庵原美穂　　さすが逆転女王。最後の最後に乗ったラストウェイブで逆転２位でラウンドアップ。きちっと任務遂行。
都筑虹帆
カレントリーダーは女子高生サーファー、都築虹帆。今シーズンの結果は間違いない。7.75ということ得点を出しながらも、「調子はいい方ではないが、自分のアベレージは出せている」と謙虚なコメント。
田嶋鉄兵
スポンサー（TAKE OFF)の大会で参戦。10/9（水）は大井町のウェイブプールで個人のイベントも開催予定で大忙しのテッペイ。
三輪紘也
「ヒート前から狙っていた波に乗れ、スコアを出せて良かったです。今回初めてオール１ミリの軽量ウェットスーツを着てやっているのでトランクスでサーフィンしているように軽くて調子がいいです。」
進士海理
LAシードでラウンド2から出場。地元応援団の期待に応えられず惜しくも３位で敗退。