大原洋人が終了間際のテールハイ・リバースでR3進出。QS6000「アゾレス・エアライン・プロ」大会3日

大原洋人

プライア・デ・サンタバーバラ、サンミゲル-アゾレス諸島(2019年9月19日木曜日)ポルトガル・アゾレス諸島最大の島、サンミゲル島で開催中のメンズQS6,000イベント「アゾレス・エアライン・プロ」は大会3日目。本日はトップシードのラウンド2がヒート5から21まで行われた。

Reef Heazlewood, Marcos Correa and Nat Young Score Big: Azores Airlines Pro Highlights

本日のラウンド2では、ポルトガルのスーパースター、フレデリコ・モライス(PRT)をはじめ、ナット・ヤング(アメリカ)、ジェイク・マーシャル(アメリカ)、ジョーガン・クズネット(フランス)、サミュエル・プポ(BRA)といった選手たちが高得点でトップ通過。

大原洋人

そんな中で大原洋人は、マーク・ラコマー、ジョン・メル、カラニ・ボールと対戦した。ヒート前半、優先権を持って波を待ち、バックハンドで3.17をスコアしてヒートを開始した大原。フォアハンドでライディングを重ねるがスコアが伸ばせない。

テールハイのエアリバースで大逆転した大原洋人

 

そのまま残り3分まで4位を強いられていた大原洋人は、ニード6.43と追い込まれていた。そこで狙っていたライトブレイクを掴んだ大原は、ウォールを高速で駆け抜け、彼のシグネチャームーブであるテールハイのエアリバースをメイク。そのライディングが7.00をマーク。大逆転し2位でラウンドアップを決めた。

 

新井洋人はフレデリコ・モライス、ウィゴリー・ダンタスといった元CTサーファーたちと対戦。新井はヒート前半、ライトハンダーでエアリーバースを試みるもインコンプリート。4位を強いられる。

 

新井洋人 WSL / Laurent Masurel

 

ヒート残り10分を切り、バックハンドの2つのビッグリエントリーで4.83をスコア。3位に浮上するもニード5.68と追い込まれたまま。そしてアンダープライオリティでつかんだラストウェイブでバックハンドのストレートアップ。しかしスコアは5.00と僅かに逆転ならず。新井は惜しくもここで敗退となった。

 

カリフォルニアから参加の小林桂もH10を2位でラウンドアップ。

 

 

ラウンド2のH21から再開されれば、村上舜はH23にクレジット。ラウンド3へ勝ち上がった大原洋人は、H8でミッチ・クルーズ、ナット・ヤング、レナン・ペレス・パルガと対戦。

 

世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!

 

現在の日本とアゾレス諸島との時差は、9時間です。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3113/azores-airlines-pro