安室丈が終了間際の大逆転でラウンドアップ。南アフリカで男子QS10000「バリート・プロ」 が開幕。

安室丈 

現地時間2019年7月2日火曜日、本日より南アフリカのバリート、ウィラード・ビーチでWSLメンズQS10000「バリート・プロ pres. by O’Neill」 が開幕。大会初日となった昨日は女子のQS1000がファイナルまで行われて南アフリカのサラ・バウムが優勝した。

 

 

大会2日目にしてスタートした男子10000は、クリーンなライト・オフショア・ウインド1の4-5フィートのコンディションで行われ、ラウンド1(R5)とラウンド2(R6)のヒート4までが終了。ラウンド1には日本から出場の新井洋人と安室丈が登場した。

 

新井洋人:Ballito Pro pres. by O’Neill 2019

 

一昨日のトライアルを勝ち上がり、ワイルドカードをゲットしてメインラウンド出場を果たした新井洋人。スタートからフォアハンドで4.50をスコアして幸先の良いスタートを切る。

 

しかし、ジョーディ・ロウラーがバックハンドでエクセレントをマーク。後半に4位を強いられる新井だったが、じっくりと波を待って、5.00をスコア。ラストウェイブでは5.43をスコアするも惜しくも4位で敗退。チャンスをものにすることが出来なかった。

 

プロジュニアでファイナルまで勝ち上がった安室丈 Ballito Pro pres. by O’Neill 2019
安室丈 Ballito Pro pres. by O’Neill 2019

 

 

QSイベントがスタートする前に行われたプロジュニアでファイナルまで勝ち上がり4位となって好調な安室丈はラウンド1でヒート3にクレジット

ヒートでは元CTサーファーのウィゴリー・ダンタスがスタートからバックハンドでチャージを見せて8.00のエクセレントでヒートをリード。安室はセットの波を待ち、2つのビッグターンを決めて6.17をスコア。4位から2位に浮上する。

 

Wiggolly Dantas
安室丈 Ballito Pro pres. by O’Neill 2019

 

ダンタスは圧倒的なサーフィンでトップを独走。バックアップを探す安室は3位に追い込まれた。更に残り5分でスクワイヤーがバレルをメイク。4位に転落する安室はニード4.96。

 

そして、終了間際にグッドセットをキャッチした安室。クローズセクションで見事なリエントリーを決めて5.47をスコア。2位にジャンプアップして大逆転でラウンド2へ勝ち進んだ。

 

ラウンド2には勝ち上がった安室丈はH9、大原洋人はH14、稲葉玲王はH23にクレジットされている。世界を目指す彼らの活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!

 

オフィシャルサイトはこちら。https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/3065/ballito-pro-pres-by-oneill