ビアリッツ、フランス、2019年5月28日-フランスのビアリッツにて開催中の「ISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップ(WLSC)」大会3日目は、オンショアのトリッキーなコンディションの中で男女リパチャージ1、女子メインラウンド2が行われた。
満潮の時間帯を避けて、正午を挟んだ4時間がウェイティングという変則的なスケジュールのなか、敗者復活戦である男子リパチャージ1が行われ、北村健一がフォアハンドでハング5を決めて、アベレージスコアを2本揃え、1位でラウンドアップ。
田岡なつみは、メインラウンド2のヒートで、リンジー・ステンライディ、クロエ・カルモンら強豪選手と対戦。このヒートはある意味で決勝のようなヒートとなった。
他の選手がオンショアのトリッキーなコンディションの中で波を見つけられない中、田岡はバックハンドでハング5を決め4.33をスコア。続けてフォアハンドでも4.77をスコアしてヒートをリード。
ヒート中盤にはハング5でのダウンザラインから、クローズセクションでのリエントリーをメイク。更にインサイドでもノーズライドを決めるコンビネーション・マニューバーで6.27のヒートの最高点をマーク。強豪相手に見事1位で勝ち上がった。
大会4日目は女子のリパチャージ1からスタートし、男子のラウンド2、女子のラウンド3、男子のラウンド3、男女のリパチャージ2が行われる予定。男子ラウンド2のヒート2に浜瀬海、女子ラウンド3のヒート2に田岡なつみ、男子リパチャージ2のヒート7に北村健一、女子リパチャージ2のヒート4に椛沢実里。
昨年の海南島大会では、女子の田岡なつみが日本初の表彰台に登り4位入賞。男子の浜瀬海が6位となり国別7位と好成績を残した。2019年のフランスではさらに上位を目指してほしい。がんばれ!日本!