日本が銀メダル。フランスで開催のISAロングボード世界選手権・国別対抗タッグチーム戦「ALOHAカップ」

日本チームが銀メダルphoto:NSA

ビアリッツ、フランス、2019年5月31日-フランスのビアリッツにて開催中の「ISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップ」大会6日目。本日は国別対抗タッグチーム・リレー試合「ISAアロハ・カップ」のみが開催。

 

優勝はホスト国のフランス、日本はセミファイナルをトップ通過し、ファイナルで2位に入り銀メダルを獲得した。

 

 

ISAアロハ・カップは、昨年のISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップのトップ7チームをフィーチャー。ホスト国を加えた8つのチームによるチーム・リレー・イベントで、今回はアメリカ、イギリス。オーストラリア、フランス、ペルー、ブラジル、日本、アルゼンチンが出場。

 

PHOTO: ISA / Sean Evans

 

各国4名が出場し、50分のヒート内に、それぞれの選手が2本のライディングをし、合計8本の総合得点で競う。

 

浜瀬海 PHOTO: ISA / Pablo Jimenez
浜瀬海 PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

 

セミファイナルで日本チームは、ペルー、アルゼンチン、ブラジルと対戦。田岡なつみが5.33、浜瀬海が長いハング5で7.00をスコアして他国をリード。アンカーの北村健一もコンビネーション・マニューバーで5.33、6.33という2本の高得点をマーク。合計得点35.13を叩きだしてトップでファイナル進出。

 

田岡なつみ PHOTO: ISA / Pablo Jimenez
田岡なつみ PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

 

ファイナルでは、フランス、アメリカ、ブラジルという強豪との対戦となった日本。予想通りファイナルはアメリカとフランスがリードを奪い、どちらも好調なスタートを切った。

 

フランスのアントワン・デルペーロは、9.07と8.77の2つのエクセレント・スコアでファイナルを圧倒。アメリカもリンジー・ステンライディとソレイ・エリコによる4つの6-ポイント・レンジのスコアで応戦。

 

しかしアメリカのアンカーとなったカイ・サラスが逆転するための波を待ち続け1ライドのみでタイムアップ。規定の8本に達せず、またゼッケンをヒート中に着用しないルール違反で減点。そのため3位だった日本が2位に繰り上がり銀メダル獲得となった。

 

北村健一 PHOTO: ISA / Pablo Jimenez
椛沢実里 PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

 

長かった試合も残り2日。明日はリパチャージの試合のみでメインラウンドのファイナルまで勝ち上がっている田岡なつみのヒートは行われず、大会最終日に登場となる。がんばれ!日本!

 

 

日本代表選手結果

田岡なつみ メインイベントのファイナル進出 
椛沢実里 31位
浜瀬海  17位
北村健一 29位

 

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