MOVIE BY deltaforcesurf
マンリービーチ、NSW / AUS(2019年3月20日、水曜日)オーストラリアのマンリーで開催中のWSL男女QS6000イベント「Visslaシドニー・サーフ・プロ & ウイメンズ・シドニー・サーフ・プロ pres. by Sisstrevolution」は大会3日目。本日もサイズダウンが進む中で男子のラウンド2から再開。
本日は田中樹コーチ率いるチームイズキの稲葉玲王と西慶司郎のヒートが行われ、二人ともヒート終盤の大逆転でラウンドアップを果たした。
稲葉玲王は、トップシードの男子ランド2で元CTサーファーのナット・ヤングとフレデリコ・モライス、インドネシアの和井田理央と対戦。稲葉はスタートからスモール・ライトでパワフルなバックハンド・サーフィンを見せて、5.00、4.83をスコア。好調にトップを走るモライスに注いで稲葉は2位で後半戦へ。
残り時間10分を切りナット・ヤングが7.50をスコアしてトップへ。3位に押し出され追い込まれた稲葉だったが、バックウオッシュの入る難しい波で再びバックハンドでチャージを見せて7.67をスコアして大逆転。日本選手ラウンド3一番乗りを決めた。
続いて行われた西慶司郎のヒート。元CTサーファーのキアヌ・アシン、今季CT入りを果たしたデイヴッド・シルヴァ(BRA)、フランスのノミ・ミニョンと対戦。波数も少なくスローな展開となった西のヒートは僅差のクロスヒート。残り時間10分を切るなか、前半にバックハンドで6.17をスコアしたアシンが僅かにリード。
4位を強いられていた西は、優先権を使ってセットのライトブレイクをキャッチ。バックハンドで6発のビッグターンを決め7.23をスコア。3位に浮上した西は終了間際のラストウェイブで3.33をスコア。一気にトップに躍り出て大逆転でラウンドアップを決めた。
今回サーフメディアでは、田中樹コーチ率いる稲葉玲王、村上舜、川合美乃里、西慶司郎のチームイズキが参戦するニューカッスル&マンリーに密着取材。
このあと本日は、H15大原洋人と田中大貴、H19安室丈。女子は本日はオフ。明日再開されればラウンド3H1前田マヒナ、H2川合美乃里、H9脇田紗良が登場する。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2968/vissla-sydney-surf-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2967/sydney-surf-pro