マンリービーチ、NSW / AUS(2019年3月19日、火曜日)オーストラリアのマンリーで開催中のWSL男女QS6000イベント「Visslaシドニー・サーフ・プロ & ウイメンズ・シドニー・サーフ・プロ pres. by Sisstrevolution」は大会2日目。
本日は、さらにサイズダウンが進む中で男子の男子のラウンド1のH13から再開。そのあと女子のラウンド2が行われた。いよいよ明日試合が再開となれば男子のラウンド2からトップシードが登場。ヒート9にはケリー・スレーターが登場する。
大会2日目の本日は、元CTスターとワールド・ジュニア・チャンピオンが大活躍。2017WSLワールド・ジュニア・チャンピオンのフィン・マギル(HAW)、元チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターのミッチ・クルーズ(AUS)、女子ではワールド・ジュニア・チャンピオンのキラ・ピンカートン(USA)、元チャンピオンシップ・ツアー・コンペティターのビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)といった元CTスターとワールド・ジュニア・チャンピオンがハイパフォーマンスを披露。
本日の日本選手。男子のラウンド1には田中大貴、安室丈、新井洋人。女子のラウンド2には川合美乃里、野中美波、田代凪沙、都筑有夢路、脇田紗良、橋本恋が登場した。
田中大貴はカリフォルニアの小林桂、ジャクソン・ベイカー、シェーン・キャンベルと対戦。スタートから小林がフォアハンドでスコアを揃えてリードを取る。しかし後半に入りベイカーがパワーサーフィンで7.67をスコア。6.17でバックアップしてヒートを完全にコントロール。
田中大貴もセットのライトブレクでコミットしたマニューバーを描き、リフォームするインサイドセクションでリエントリーをメイク。6.53をスコア。残り時間10分を切り3位を強いられていた田中は再びライトで5.93をスコア。2位に浮上しラウンドアップを決めた。
安室丈と新井洋人は同じヒートでルッカ・メシナス、ジャレッド・ヒッケルと対戦。細かくスコアを集める新井は、ヒート後半にバックハンドでブローテールリバースをメイク。2位に浮上。
じっくりと波を待ち 残り時間10分までノーライドだった安室丈はフォアハンドの2マニューバーで5.07をスコア。続けて縦に上がるリエントリーで3.67で一気にトップに躍り出る。バックアップを4.90に塗り替えて2位でラウンドアップ。新井は惜しくもここで敗退となった。
女子のラウンド2のH1に登場した川合美乃里は、スタートからフォアハンドでスコアを集め2位のポジションをキープ。ヒート後半にはスモール・ウェイブでの3コンビネーション・ターンで5.27をスコアして、ポーリン・アドゥを抑えてトップに躍り出る。
バックアップを塗り替えてリードを広げるも、残り5分でポーリンが逆転。川合も2つのビッグターンで応戦。7.00をスコアして再びトップを奪い取る。しかし再びポーリンにラストライドで逆転されるも、激しいトップ争いを演じた川合美乃里は2位でラウンドアップ。
H10では脇田紗良、橋本恋が同じヒートで対戦。ヒート前半は橋本がスモールウェイブで素晴らしいマニューバーを描きスコアを刻みトップを走る。ヒート後半までエンジンがかからず4位を強いられた脇田だったが、ワンマニューバーで4.30をスコア。更に4.97と4.67をスコアして2位でラウンドアップを決めた。橋本は惜しくも3位で敗退。
野中美波、田代凪沙、都筑有夢路も惜しくもここで敗退となった。
明日試合が再開されれば、男子ラウンド2にはH4稲葉玲王、H5西慶司郎、H15大原洋人と田中大貴、H19安室丈。女子のラウンド3はH1前田マヒナ、H2川合美乃里、H9脇田紗良。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2968/vissla-sydney-surf-pro
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