稲葉玲王がトップ通過。西慶司郎も2位でラウンドアップ。QS6000「VISSLAシドニー・サーフ・プロ」初日

田中樹コーチと稲葉玲王 deltaforce

マンリービーチ、NSW / AUS(2019年3月18日、月曜日)ケリー・スレーターが出場することで話題となっているWSL男女QS6000イベント「Visslaシドニー・サーフ・プロ & ウイメンズ・シドニー・サーフ・プロ pres. by Sisstrevolution」が本日からオーストラリアのマンリーで開幕。

 

 

大会初日はクリーンな2-3フィートのコンディションの中で、女子のラウンド1からスタート。女子12ヒート終了後に男子のラウンド1がスタートし、H12までが終了した。

 

アラナ・ブランチャード © WSL / Matt Dunbar

女子のラウンド1では、元チャンピオンシップツアー・サーファーであるハワイのアラナ・ブランチャード(HAW)が、フォアハンドの2つのビッグターンで本日のハイエスト・シングル・ウェイブスコア8.93をポスト。

ジョシュ・バーク © WSL / Matt Dunbar

 

男子のハイエスト2ウェイブ・コンビネーションを記録したのは、バルバドスのジョシュ・バーク(BRB)。エアリアルのエピック・フォームを披露し15.37をスコア。マーク・ラコマー(FRA)も爆発的なバックハンド・サーフィンで15.00の2ウェーブ・コンビネーションをポストした。

 

田中樹コーチと稲葉玲王 deltaforce

 

このイベントには、ニューカッスルに続き、多くのジャパニーズ・サーファーがエントリー。男子ではチームイズキの稲葉玲王と西慶司郎、大橋海人、田中大貴、安室丈、新井洋人、大原洋人、女子では田代凪沙、都筑有夢路、大村奈央、橋本恋、黒川日菜子、松田詩野、チームイズキの川合美乃里、野中美波、脇田紗良、前田マヒナが参戦。

田代凪沙

本日の日本選手は、稲葉玲王、西慶司郎、田代凪沙、都筑有夢路、橋本恋がラウンドアップ

稲葉玲王 deltaforce

 

稲葉はスタートからバックハンドで4.33、フォアハンドで3.77をスコアするも僅差ながら3位を強いられる。後半に入りバックハンドでブローテールリバースを決めた稲葉は7.00をスコアしトップに躍り出た。

 

さらにフォアハンドでエアリバースをメイクした稲葉は6.60をスコア。2本の高得点をマークしてヒートをリードを広げ、そのまま逃げ切り稲葉玲王がトップでラウンドアップを決めた。

 

西慶司郎 deltaforce

 

西はスタートから6.17という高得点スコア するもバックアップを見つけられず後半3位を強いられる。しかし残り時間3分を切り、レフトブレイクをキャッチした西は、フォアハンドで5.23をスコアして2位でラウンドアップ。

 

都筑有夢路 deltaforce

スタートから4.33をスコア都筑有夢路は、ヒート後半にフォアハンドでコミットしたコンビネーション・マニューバーを披露し7.07をスコア。トップに躍り出る。最後にブリアナ・コープにトップを奪われるもラストウェイブでバックアップを伸ばし2位でラウンドアップを決めた。

橋本恋 deltaforce

橋本恋は、ヒート前半に優先権を持ってセットの波をキャッチ。フォアハンドのビッグターンで7.67をスコア。さらにバックアップを7.07をスコア。トータル14.74をスコアして1位でラウンドアップを決めた。

 

5名がラウンドアップする一方で、大橋海人、大村奈央、橋本恋、黒川日菜子、松田詩野は惜しくもファーストラウンドで敗退となった。

 

大橋海人
松田詩野
黒川日菜子
大村奈央

 

明日はH-16田中大貴、H-20安室丈、新井洋人、ラウンド2から出場の大原洋人はH15にクレジット。女子のラウンド2はH1川合美乃里、H4野中美波、田代凪沙、H5都筑有夢路、H10脇田紗良、橋本恋。前田マヒナはラウンド3のH1にクレジット。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2968/vissla-sydney-surf-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2967/sydney-surf-pro