
ミアウェザー、NSW / AUS(2019年3月15日金曜日)オーストラリアのニューカッスルで開催中のWSL男女QS6000「Burton Automotive Pro & Holmes Civil Developments Pro」は大会5日目。
バンピーな3フィートのコンディションで、男女共ラウンド4までが行われ、ベスト16が決定した。


女子では、怪我から復活したサリー・フィッツギボンズ(AUS)をはじめ、ココ・ホー(HAW)マリア・マニュエル(HAW)ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)ペイジ・ハレブ(NZL)ブロンテ・マコーレー(AUS)というCTサーファー達に加え、キラ・ピンカートンやホリー・ウォンといったアップカマーたちがベスト16進出。


日本期待の前回のQS3000で準優勝した脇田紗良と前田マヒナはラウンド3で惜しくも4位敗退となった。

男子では、絶好調のジャック・ロビンソン(AUS)をはじめ、カルロス・ムニョス(CRT)、タナー・グダスカス(USA)、アレックス・リベイロ(BRA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)ミゲル・プポ(BRA)らを含む16名がストロング・パフォーマンスを見せてラウンド5進出。

その中に日本の大原洋人が見事ベスト16へ勝ち上がった。
ラウンド4のヒート6に登場した大原洋人は、WSLワールド・ジュニア・チャンピオンのマテウス・ハーディ(BRA)とフォーム・サーファーのカレブ・タンクレッド(AUS)と対戦。
大原はスタートから2つのソリッド・ターンでエクセレントに近い7.17をスコア。素晴らしいスタートを見せアドバンテージを取る。

続けてライトブレイクをつかんだ大原は、早いセクションをフローターで切り抜け、エア・セクションを見つけ出してフルローテションをメイク。6.00をスコアしてトータル13.17で圧倒的なリードを取る。
その後もハーディとタンクレッドに攻め入る隙を与えず大原はトップでラウンド5へ勝ち上がった。

「僕も小さい波は得意なので、若い選手二人に対して心配はしていませんでした」と大原は言った。「開始早々にスコアを出せたので、ちょっと余裕を持って試合ができましたね。今年はイベントを絞って戦いたいので、このオーストラリアン・レッグでは必ず良い結果を残したいんです。今年は良いスタートを切ることが非常に重要なんです。」
大原洋人はラウンド5で、今シーズン好調な元CTサーファーのマット・バンティングとマンオンマン対戦する。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2960/burton-automotive-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/2961/holmes-civil-developments-pro