現地時間2018年8月19日、フランスはヌーヴェル=アキテーヌ、グランデ・プラージュのラカナウで開催中のWSLヨーロピアン・サマー・レッグ第2戦となる男女QS1500「Caraïbos ラカナウ・プロ」が終了。ラムジ・ボウカムとザーリ・ケリーが優勝。前田マヒナは3位入賞を果たした。
2018 Caraïbos Lacanau Pro Highlights: Epic Finals Day Crowns Boukhiam and Kelly
男子のファイナルでモロッコ出身のサーファーであるラムジ・ボウカムは、オーストラリアのカラニ・ボールと対戦。ファイナルではボールがクイック・フォアハンド・ローテーションで先制。しかしボウカムはロング・ライトをゲット。
バックハンドで6つのラディカル・ターンを披露し、9ポイント・ライドををゲット。大逆転に成功し、そのまま逃げ切り勝利を手にした。
女子のファイナルは、ザーリ・ケリー対キャネル・ブラード。ケリーは2つのアベレージ・スコアで素早くリズムを掴み、決め手となる7.33をスコアして勝利を手にした。
ベスト8に残った前田マヒナは、QFのヒート4でスペインのルシア・マルチノに圧勝。セミファイナルでは、今回2位となったキャネル・ブラードと対戦。ヒートはブラードが7.17で先制。前田も5.17、6.00とスコアを重ね追い上げるも、ブラードは6.60をスコアしてリードを広げ、前田は惜しくも敗退となった。
とはいえ、今回は、バルバドスの3位、カリフォルニアのQS6000での9位に次ぐ今シーズンのベスト3に入る。3位という結果を手に入れ、QS世界ランクも28位へアップ。目標であるCTクオリファイへ向けて躍進を続ける。
前田マヒナは、現地8月21日から開幕するWSLヨーロピアン・サマー・レッグ第3戦QS1500「Pro Anglet」に田代凪沙とともに参戦予定。
世界を目指す彼らの活躍を期待してエールを送りたい。がんばれ!日本! がんばれ!前田マヒナ!
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