ガブリエル・メディーナが終了間際の大逆転でタヒチ・プロ・チョープーで優勝。世界ランク2位に浮上

優勝したメディーナ PHOTO: © WSL / Poullenot

チョープー、タヒチ(2018年8月19日日曜日)WSL男子CT第7戦「タヒチ・プロ・チョープー」が大会最終日を迎え、3-5フィートのクリーンなコンディションでファイナル・デイが行われ、ガブリエル・メディーナ(BRA)が優勝した。

 

 

今シーズン初優勝を決めた2014WSLチャンピオンのメディーナは、チョープーで2度目のCT勝利を手に入れた。今回の優勝でメディーナはジープ・リーダーボードで世界第2位までジャンプアップを果たした。

メディーナ PHOTO: © WSL / Poullenot
メディーナ PHOTO: © WSL / Poullenot

メディーナは、ファイナルでオーウェン・ライト(AUS)、セミファイナルでジェレミー・フローレス(FRA)、クォーターファイナルでイタロ・フェレイラ(BRA)を破り勝利を手に入れた。

 

メディーナは2014年の初のタヒチ・プロ優勝のあと、このタヒチで3位を下回ることがなかったが優勝は今回が2度目である。

 

 

「僕は再びタヒチで優勝出来てとてもハッピーです。そして、まず僕は神に感謝したい」と、メディーナは言った。「タヒチは大好きで、何度も素晴らしいファイナルを経験しています。これまで優勝1回、2位が2度あって、再び優勝できました。タヒチには素晴らしいファミリーが僕をサポートしてくれています。

 

この優勝で世界タイトルのことも、少し考えられるようになりました。僕は 全てに可能性があると思う 。まだイベントが残っているので自分のベストをキープしていきたいですね」と、コメントした。

 

昨年のワールド・タイトル・レースでは、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)に敗れたメディーナ。今回の勝利で2位に浮上し2度目の世界タイトルも射程距離内だ。

 

2位となったライトPHOTO: © WSL / Poullenot
2位となったライトPHOTO: © WSL / Poullenot

 

今回好調にファイナルまで勝ち上がったオーウェン・ライト(AUS)。しかしファイナル終了間際のメディーナがクリティカル・チューブで大逆転。1.43ポイント差で勝利を逃した。とはいえ、ライトにとっては2018年のベスト結果となり、第6位までランキングを上げた。

 

「再びファイナルを戦えて嬉しかった。」と、ライトが言った。「優勝できなかったのはすごく残念だけど、素晴らしい一週間でした。去年のタヒチでジュリアンに大逆転で敗れたギャビー(メディーナ)にとっては、そのリベンジとなる素晴らしい勝利でしたよ」と、コメントした。

 

2018WSLチャンピオンシップ・ツアーのネクスト・ストップは、9月6日 ― 9日でカリフォルニアのレモーで開催されるサーフ・ランチ・プロ pres.ハーレーとなる。

 

メディーナとライト PHOTO: © WSL / Poullenot
メディーナとライト PHOTO: © WSL / Poullenot

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2774/tahiti-pro-teahupoo

 

 

タヒチ・プロ・ファイナル結果:
1位:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.50
2位:オーウェン・ライト(AUS)12.07
タヒチ・プロ・セミファイナル結果:
SF 1:オーウェン・ライト(AUS)12.60 def.フィリーペ・トリード(BRA)10.03
SF 2:ガブリエル・メディーナ(BRA)15.17 def.ジェレミー・フローレス(FRA)6.10
タヒチ・プロ・クォーターファイナル結果:
QF 1:フィリーペ・トリード(BRA)11.43 def.マイケル・フェブラリー(ZAF)8.60
QF 2:オーウェン・ライト(AUS)16.00 def.ウェイド・カーマイケル(AUS)9.57
QF 3:ガブリエル・メディーナ(BRA)13.57イタロ・フェレイラ(BRA)7.57
QF 4:ジェレミー・フローレス(FRA)13.34 def.コロへ・アンディーノ(USA)5.74
WSLメンズCTジープ・リーダーボード(タヒチ・プロ後):
1-フィリーペ・トリード(BRA)41,985pt
2-ガブリエル・メディーナ(BRA)35,685pt
3-ジュリアン・ウィルソン(AUS)32,380pt
4-イタロ・フェレイラ(BRA)30,160pt
5 ― ウェイド・カーマイケル(AUS)25,550pt