写真、リポート:山本貞彦 東京都新島村羽伏浦海岸で開催中のJPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第4戦「ALL JAPAN PRO 新島」は大会2日目。※シニア・マスタープロ同時開催。
今日は男子はR-4、R-5,クォーターファイナル、女子はR-2、クォーターファイナルまで。併せて、シニアのセミファイナルまで消化して終了。
会場のコンディション。天候は晴れ。風は強めのサイドオンは変わらず。湿度が低いおかげで、寒く感じる。波のサイズはムネ、カタでセットはアタマオーバー。パワフルなワイドブレイク。
ただ、潮が引いてくれば、インサイドに流れも発生。ミドルから技を一発入れて、インサイドでどう処理するか。もしくは少ないアウトのセットを待つか。午後は難しいコンディションとなった。そのおかげで、今日多くの逆転劇が見られた。
田中樹
今シーズンでコンペを引退と表明。まだできると思うけど、本人の意思は固い。今大会は吹っ切れたのか、演技もキレッキレ。R-5で嵐や拓久未を倒してラウンドアップできたことに笑顔。
河谷佐助
もともと地力がある選手。人一倍スピードあるキレたサーフィンを披露するも、なんと逆転負けで今大会は5位という結果。
松岡慧斗
ビッグウェイバーが代名詞になっているけど、コンペもこなす。今大会は慧斗の強気がうまくハマって、同じく5位という結果。
脇田紗良
QFでは波を選びすぎで、バックアップが揃えられず。それまで調子良かっただけに残念。
川合美乃里
田中樹コーチのアドバイスもあって、盤石な試合運び。難しいコンディションでも、それなりに押さえるとこは成長の証。
平田夏帆
攻める姿勢が高評価。しかも、ボードコントロールが上手いので、一発でもキレがある。
野中美波
攻めあぐねていたけど、結果オーライ。パンチある波乗りが出来るのだから、自信持っていきましょ。
野呂玲花
練習の成果が花開く。最後はマークして、「勝つ」という気持ちがこちらにも伝わるほど。これで明日のセミファイナル進出!
大橋海人
本日のエクセレントスコアを叩き出す。ストレートアップの高さが一段増した。ライディングはパワフルであり、スピードが増した。この勢いは誰にも止められないんじゃないか。優勝候補筆頭です。
辻裕次郎
スロースターターだったけど、最後は逆転で上がるとこは見事。QFでは逆に先攻逃げ切り。そのまま明日のSFへ。戦いながら波に合わせる才能は素晴らしい。
佐藤魁
強くなったな。追い込まれても、自分のサーフィンで最後まで攻めまくる。QFもブザービーターでラウンドアップ。
小嶋海生
ポテンシャルはある。それが大会で見せられるか。今大会は落ち着いて自分のサーフィンでSF進出。
シニア
H-1 小川直久 1位 H-2 浦山哲也 2位
比嘉力夫 2位 関谷利博 3位
今村大介 3位 徳田昌久 1位
植松重実 4位 山浦宗治 4位
小川直久は現役なので、負けられないプレッシャー(笑)。それでもみんな笑顔。最高です。
取材協力:ナカダレンタカー。
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