ケリー・スレーターがパイプ・プロで昨年受けた腰の手術について語る。手術後の腰は100%ではないと言った。

ケリー・スレーター

パイプラインに限らず、ワールド・サーフ・リーグのチャンピオンシップ・ツアーの世界中の場所で人気は衰えることはなく、永遠のヒーローであるケリー・スレーターは開幕戦のレクサス・パイプ・プロで早々に敗退となった。


サーファーとサーフファンを落胆させたコンテストの不開催を決定した月曜日の大波の後の火曜日、スレーターは 小さく、精彩を欠くコンディションの中で昨年の世界ランキング2位、イーサン・ユーイングと対戦した。

 

ケリー・スレーター© WSL / Bielmann
ケリー・スレーター© WSL / Bielmann

 

スレーターはまさかのラウンドオブ32で敗退。彼のキャリアでパイプラインでの優勝は8回を誇り、ヒートトータル4.27という低さ。彼がこんな場所で負けることは異例の事態。波のせいなのか? それとも2023年9月に受けた腰の手術のせいなのか。

 

 

もうすぐ52歳になるケリー・スレーターは、その数十年にわたるサーフィンキャリアにおいて、何度も怪我をしてきた。ヒート後、スレーターはWSLのインタビューに応じ、昨年のシーズンオフに手術をした腰の回復について語った:

 

ケリー・スレーター

 

「そのことはあまり考えていない。ターンとかもしなきゃいけない波で、この腰で戦えるのかどうかを理解する必要があるけど。どうかな。8日か10日前にサーフィンをしたんだけど、まったくひどい感じで『海に入るべきではない』と思った。それから4、5日海から離れたんだ。でもその後にサーフィンをしたら、大丈夫だった。それ以来、トラブルはないけどね。

パイプラインではターンをしないから。バレルをゲットして、まっすぐ進むだけ。少しターンしたけど問題なかった。確実に回復している感じだけどね。」

 

ケリー・スレーター© WSL / Bielmann
ケリー・スレーター © WSL / Heff

 

パイプでの敗退については:「このイベントを本当に楽しみにしていた。昨日のスウェルは残念だったね。あのうねりが入り始めるのが遅すぎたし、すぐ終わってしまった。あと10時間早かったり、あるいはもっと遅かったらね。十分な残りがあると思っていんだ。この北のスウェルが少し邪魔してる感じだね。

「タフなヒートだったね。ういう戦略的なヒートは嫌いなんだ。激しい戦いは大好きだけどね。2人とも波を取ってチャンスがあれば、負けても全然かまわない。でも、僕はただ必死になって、何かを起こそうとしただけさ」。

 

ターンが要求される波でスレーターの腰は持つのか? CT第2戦となるハーレープロ・サンセットビーチはスレーターの52歳の誕生日の翌日2月12日に開幕となる。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2024/ct/196/lexus-pipe-pro/main