ワールド・サーフ・リーグ（WSL）のファイナル5が決定し、カリフォルニアのサンクレメンテにあるローワー・トレッスルズで、ワールド・チャンピオンを決める1日限りの優勝決定イベント「リップカールWSLファイナルズ」が開催される。

今年のWSLファイナル5には、2023年のワールド・タイトルを狙うワールド・チャンピオンとツアー・ニューカマーが出場することが決定。

試合は現地時間の9月8日～16日の大会期間中に開催され、WSLツアーズ・アンド・コンペティション・チームによって決定された波のベスト・デー１日でに行われる。

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サーフライン公式予報によれば、ハリケーン・ジョバによる豊富なスウェルに期待高まっており、強い南うねりがピークを迎え、オーバーヘッドの安定した波が週末まで続きそうとのこと。またハリケーン・ジョバがフェードアウトし始める月曜日には、同じようなサイズのSSWスウェルが水曜と木曜にかけて入る予報が出ている。

リップカールWSLファイナルズは、 9月8日～16日の大会期間の中でベストな１日を選んで行われる。この前半のピークを使うのか、それとも週明けまで待つのか。

ファーストコールは現地時間の 2023年9月8日7時30分、日本時間の今夜2023年9月8日23時30分です。

リップカールWSLファイナルズに出場するトップ10サーファーたち

2023年レギュラーシーズンのチャンピオンシップ・ツアー(CT)10イベント中のコンペティション結果に基づいて、リップカールWSLファイナルズへの出場権を獲得した、リーダーボード・ランキングの男子トップ5と女子トップ5が出場し、頂点となるワールド・タイトルをかけて戦う。

5度の世界チャンピオンであるカリッサ・ムーア（HAW）とディフェンディング・ワールド・チャンピオンのフィリッペ・トリード（BRA）がトップシードとして復帰。

ムーアは2度の世界チャンピオンに輝いたタイラー・ライト（AUS）、そして新進気鋭の女子：キャロライン・マークス（USA）、モリー・ピックラム（AUS）、ケイトリン・シマーズ（USA）とバトルを繰り広げる。

ジャック・ロビンソン（AUS）は、タヒチで優勝してWSLファイナル5へのスポットを僅差で決め、2度目のリップカールWSLファイナルズ出場。

タイトルマッチでトリードと対戦するためには、ジョアオ・チアンカ（BRA）、イーサン・ユーイング（AUS）、そしてサンクレメンテのグリフィン・コラピント（USA）を倒さなければならない。

昨年の大会では、ステファニー・ギルモア（AUS）が第5シードからスタートし、歴史的な8度目のワールド・タイトルを獲得している。

リップカールWSLファイナル：試合の流れ

世界ランキング1位の男女サーファーには、世界チャンピオンを決定する3ヒート中2ヒートのベスト・オブ・スリー対決となるタイトルマッチへの直接出場権が与えられる。残りのサーファーは、ランキングに基づいてリップカールWSLファイナルズに出場。

各マッチは、2人のコンペティターが35分間で2本の最もスコアの高い波で勝負する伝統的なヒート・フォーマットで、各波は10ポイント満点で、ヒート・トータルは最高20ポイントとなる。

女子の第1試合には、ルーキーのケイトリン・シマーズ（USA）とモリー・ピックラム（AUS）というリップカールWSLファイナルズに登場する2人のニューフェイスが登場。

男子は、第1試合でジャック・ロビンソン（AUS）がCT2年生のジョアオ・チアンカ（BRA）と対戦。第4シードが第5シードより優先的に試合を開始。

第1試合に勝利した方が、第2試合で世界3位（女子はキャロライン・マークス（USA）、男子はイーサン・ユーイング（AUS））との対戦に進出。

第2試合の勝者は、世界ランキング2位のサーファーと対戦：女子はタイラー・ライト（AUS）、男子はグリフィン・コラピント（USA）。

第３試合の勝者はベスト・オブ・スリー・タイトルマッチに進み、世界ランキング1位のカリッサ・ムーア（HAW）とフィリッペ・トリード（BRA）と対戦。タイトルマッチ3戦中2勝した最初のサーファーが2023年世界チャンピオンとなる。

開催地について: 南カリフォルニアのローワー・トレッスルズ

ローワー・トレッスルズ（Lower Trestles）は、その玉石がセットアップする、世界で最もハイパフォーマンスで象徴的な波のひとつ。Aフレームの波は、世界最高峰の選手たちがその才能を発揮し、今年最後のパフォーマンスを披露するための最高の舞台を提供する。また、ファンはお気に入りのサーファーたちの戦いを間近で観戦することができる。