リップカールWSLファイナル明日開催なるか。開幕直前に五十嵐カノアが世界タイトルの思いを語る

ロウワー・トレッスルズ、サンクレメンテ、USA(2022年9月7日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、世界タイトルを決定するリップカールWSLファイナルを今から24時間以内に開始する可能性があるとしてイエロー・アラートを発令した。

 

 

カリフォルニア州サンクレメンテのローワー・トレッスルズの予報は、試合開催の期待が高まっている。

 

この1日限りの2022年ワールド・チャンピオン決定戦。明日、現地時間で9月8日の7:30にオフィシャル・コールがあり、8:00 にコンペティションがONになる可能性があるので、チューンインしてください。現地時間の 2022年9月8日7時30分 は、日本時間の 2022年9月8日23時30分です。

 

男子第1試合はイタロ・フェレイラと五十嵐カノアがオリンピック・ファイナルの再戦。

 

 

男子マッチ1では、金メダリストのイタロ・フェレイラ(BRA)と銀メダリストの五十嵐カノア(JPN)が、オリンピックメダリスト同士の戦いで、世界タイトルへの挑戦をスタートさせる。この2人の対戦は初めてではなく、五十嵐が2勝1敗でリードしているが、最も重要な試合となる。

 

 

「イタロ(フェレイラ)とは何度もヒートを共にしているので、彼には借りがあると思います(笑)」と五十嵐が言った。

 

「ローワーズで対戦するサーファーを1人選べと言われたら、イタロですね。とは言っても、目の前のタスクは大きく、世界チャンピオンになるためには、他にも対戦しなければならない相手がたくさんいますが、今は最初のヒートに集中するのみです。」と言った。

 

 

またWSLが行ったインタビューでは、「子供の頃からの目標に、こんなに近くまで来れて。気持ちを言葉で上手く説明できないですね。5歳ぐらいのときから世界チャンピオンになることは頭の中にありました。それがこんな目の前にあって、チャンスがあるだけで幸せです。

 

これから自分の100%のサーフィンを世界に見せないといけないと思っています。会場のトラッスルズは子供の頃からずっと練習してきた波なんで緊張もしますが、楽しみです。集中して頑張りたいと思います。」と世界チャンピオンへの熱い思いを語った。

 

 

 

 

男女ともランキング1位のサーファーは、世界チャンピオンを決定するベスト・オブ・スリーのタイトルマッチへのシード権が与えられる。残りのサーファーは、年末のランキングに基づいてリップカールWSLファイナル・ブラケットに出場する。

 

各ヒートは従来のヒート・フォーマットで、2人の選手が10点満点で20点のヒート・トータルで、最もスコアの高い2本の波で競い合い合う。 

 

女子の第1試合は、リップカールWSLファイナルのニューフェイスであるブリサ・ヘネシー(CRI)が、7度のワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)に挑むことになる。

 

男子の第1試合は、タヒチで見事なパフォーマンスを披露し、大逆転でファイナル5入りを決めた五十嵐カノア(JPN)が、2019年世界チャンピオンのイタロ・フェレイラ(BRA)と対戦する。

 

この第1試合に勝利した者は、第2試合で世界ランキング3位の女子タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、男子イーサン・ユーイング(AUS)と対戦。

 

第2試合の勝者は、ランキング2位の女子はジョアン・ディフェイ(FRA)、男子はジャック・ロビンソン(AUS)対戦。

 

第3試合の勝者は、ベスト・オブ・スリー・タイトル・マッチに進み、世界ランキング1位のカリッサ・ムーア(HAW)とフィリッペ・トリード(BRA)と対戦する。最終決戦は3回予定されており、最初に2勝したサーファーが、2022年世界チャンピオンとなる。

 

 

ライブ中継
リップカールWSLファイナルは、9月8日から9月16日までコンペティションウィンドウを保持します。このイベントはWorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリでLIVE放送されます

https://www.worldsurfleague.com/