現在、パリ五輪の会場となるタヒチのチョープーで開催中であるワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)の最終戦「SHISEIDOタヒチ・プロ Presented by Outerknown」において、日本の五十嵐カノアがWSLのCTランキングからパリ出場権を獲得することが確定した。
五十嵐は、2023サーフシティ・エルサルバドルISAワールド・サーフィンゲームス(WSG)で4位となり、アジア地域の最高位で 2024年パリオリンピックの出場権を獲得していたので、今回のCT枠も加えWでのパリ五輪出場権の獲得となった。
それを受けて、今年6月にエルサルバドルで開催されたISAワールドサーフィンゲームズ(ISA-WSG)において、アジアで2位となる8位に入った稲葉玲王が、来年7月に開幕するパリ五輪の出場権を獲得したことをISA国際サーフィン連盟が発表した。
日本の2024年パリ五輪の出場権は、男子が2枠(五十嵐カノア、2022 ISA男子優勝国枠)、女子が1枠(松田詩野)を確保していたが、五十嵐カノアがWSL枠からクオリファイを決めたことにより、ISA-WSGでの権利が稲葉に繰り下がって適用となった。
稲葉玲王のパリ五輪出場権獲得は、男子の五十嵐カノア、女子の松田詩野に続き3人目。
日本男子は3人目のサーファーを選んで2024年のパリ大会に出場させることができる。
日本女子は来年2月プエルトリコの最終予選で上位7名までに入ることに加え、女子の総合優勝を獲得できれば、国枠の1枚が加算される。
日本は男女とも3枠獲得し、代表を合計6名にすることを目標として、これからも選手強化を行なっていく方針。選手の戦いはまだまだ続く。
おめでとう!稲葉玲王!頑張れ!波乗りジャパン!
※来年2024年の2月にプエルトリコで開催される(予定)「2024 ISA World Surfing Games」に出場することを条件に、パリ2024オリンピックサーフィン競技出場権が与えられる。
この投稿をInstagramで見る