岩見天獅と安室丈も参戦。南アフリカで開催されるチャレンジャー・シリーズ第3戦「バリート・プロ」7/2から開幕。

安室丈と岩見天獅

バリート、クワズール・ナタール、南アフリカ(2023年6月30日金曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第3戦「バリート・プロ presented by O’Neill」出場ため、150名以上のコンペティターが南アフリカのクワズール・ナタール、ノース・コーストに集結している。

 

 

オーストラリアのシドニーで開催された前回のイベントから1ヶ月以上のブレイクを過ごしたサーファーたちは、早く試合を始めたくてうずうずしていることだろう。バリート・プロのコンペティション・ウィンドウは7月2日(日)にオープンし7月9日まで開催される。

 

2023年に54回目を迎えるバリート・プロは、その豊かな歴史の中で、チャンピオンシップ・ツアー(CT)で活躍する、コナー・オレアリー(AUS)、和井田リオ(IDN)、ジョーディ・スミス(RSA)、モリー・ピックラム(AUS)といったサーファーによる素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられてきた。

 

イベントでは、サーフィンを楽しむだけでなく、最高のエンターテインメント、ショッピング、ビーチサイドの楽しみを満喫することができる。

 

サミュエル・プポ(BRA)© WSL / Miers
コール・ハウシュメン © WSL / Poullenot

 

男子チャレンジャー・シリーズは、熾烈な戦いが繰り広げられているが、ランキングの変動は避けられない。

 

現在1位のジェイコブ・ウィルコックス(オーストラリア)はバリートには出場せず、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、サミュエル・プポ(BRA)、コール・ハウシュマン(USA)が出場。プポとハウシュマンは、それぞれゴールドコースト・プロとシドニー・サーフ・プロで優勝し、チャレンジャー・シリーズの栄光を手にした。

 

現在のCSトップ10内には、元チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのフレデリコ・モライス(POR)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、モーガン・シビリック(AUS)らが入り、CTで世界のエリートの仲間入りを目指す。

 

インディア・ロビンソン© WSL / Shield

 

女子のカテゴリーでは、オーストラリアのインディア・ロビンソン、サリー・フィッツギボンズ、イザベラ・ニコルズが熱戦を繰り広げている。インディア・ロビンソンはチャレンジャーシリーズ初戦のゴールドコースト・プロで優勝し、シドニーでは3位となりランキング1位をキープしている。

 

アリッサ・スペンサー(USA)は、すでにバリートで快適に過ごしており、週の初めにはプロジュニアに出場。スペンサーはテレサ・ボンバロ(ポルトガル)とランキング5位タイにつけ、カリフォルニアの若きスター、ソイヤー・リンドブラッド(USA)に迫っている。

 

2024年チャンピオンシップ・ツアー(CT)への出場権を獲得するために

 

2023年シーズン終了後、チャレンジャーシリーズ6大会のうち、上位4大会の成績のみが年末のランキングに加算され、チャレンジャーシリーズ・ランキングの男子トップ10と女子トップ5が2024年チャンピオンシップ・ツアー(CT)への出場権を獲得することが出来る。

 

日本のトップであるCSサーファーが出場。

 

岩見天獅
安室丈

 

今回の南アフリカのCSには田中大貴、大原洋人に加えて、昨年のランキング6位の岩見天獅と7位の安室丈が日本から出場。女子はオーストラリア2戦同様の松岡亜音、都築虹帆、脇田紗良、野中美波、都筑有夢路の5名が出場する。

 

 

野中美波 © WSL / Poullenot

 

既にヒート組が発表され、男子ラウンド1から H1 安室丈、H4 岩見天獅、 H6 田中大貴、H8 大原洋人。女子ラウンド1から H1 松岡亜音、H6 脇田紗良、H7 都築虹帆、ラウンド2 H4 都筑有夢路、H5 野中美波がクレジットされている。がんばれ!日本! 

 

主催者は7月2日(日)07:00にファーストコールを行う。現地時間の 2023年7月2日7時 は、日本時間の 2023年7月2日14時です。

 

 

WSLオフィシャルサイト:

Ballito Pro

Presented By O’Neill

Ballito, KwaZulu-Natal, South Africa