男子ベスト4、女子のファイナリスト2名が決定。CS第2戦GWMシドニー・サーフ・プロ大会5日

サリー・フィッツギボンズ

ノースナラビーン、シドニー、ニューサウスウェールズ、オーストラリア(2023年5月21日日曜日) – 2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第2戦GWMシドニー・サーフ・プロ presented by Bonsoyは大会5日目。

 

本日は、2~3フィートと昨日までのスウェルがダウンする中で、男子のセミファイナル進出者4名と女子のファイナル進出者2名が決定したが、風が強くなったため終了を余儀なくされた。

 

 

女子ファイナル、サリー・フィッツギボンズとイザベラ・ニコルズに決定

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)は、ノースナラビーンで行われたクオーターファイナルとセミファイナルで素晴らしいパフォーマンスを見せ、GWMシドニー・サーフ・プロのファイナルへの出場権を獲得した。

 

セミファイナルでサリーに敗退したベラ・ケンワーシー(USA)。今後が楽しみな存在。

 

フィッツギボンズは、イベントを通して絶好調で、クオーターファイナルではアリッサ・スペンサー(USA)、セミファイナルではベラ・ケンワーシー(USA)を圧倒した。フィッツギボンズは、2大会ぶり2度目の決勝進出で、リクオリファイ・キャンペーンを素晴らしい形でスタートさせた。

 

「楽しい1日だった」とフィッツギボンズは言った。「アリッサ(スペンサー)との対戦はいつも楽しくて、いつも素晴らしいバトルを繰り広げています。そして準決勝では、将来有望なベラ(ケンワーシー)と素晴らしいチェスマッチができました。どの選手もとても優秀で、プレッシャーが常に高いのが、チャレンジャーシリーズを楽しんでいる理由のひとつです」

 

イザベラ・ニコルス(AUS)

 

フィッツギボンズは、セミファイナルでランキングトップのインディア・ロビンソン(AUS)を下した後、同じオーストラリア出身で元チャンピオンシップツアー(CT)サーファーのイザベラ・ニコルズ(AUS)とファイナルで対戦することとなった。ニコルズは、クオーターファイナルで16.20という素晴らしいヒートトータルを記録し、セミファイナルでは圧倒的な勝利を収めた。

 

「ファイナルに進出できて最高です」とニコルズは言った。「12月以来、あまり家にいなかったので、努力が報われた感じです。でも、自分自身について、また、試合に臨むときの心構えについて、多くのことを学ぶことができましたし、それは良いことだと思います。親友(インディア・ロビンソン)との対戦は大変でしたが、決勝まで勝ち進むことができて、とてもうれしく思っています。

 

 

ノースナラビーンでの男子ベスト8が決定

 

ジャクソン・ベイカー

 

CTのミッドシーズン・カットで失敗したジャクソン・ベイカー(AUS)は、ノース・ナラビーンでセミファイナルに進出し、復活を遂げた。ベイカーのパワフルなフロントサイドカーブは、今週のコンディションにマッチしており、今週の成績で自信をつけ、ランキングを上げることを狙っている。

 

「いい感じですね」とベイカーは言った。「今週はずっと低いヒートスコアで終わっていたので、最終的に14点以上をスコアできたことは本当に良かったと思う。自分の作戦がうまくいったと思うし、自分の意志を貫くことができたと思う。CTを外れたことで、学んだことを実践する機会が得られ、実行できたときは最高の気分です」

 

コール・ハウシュマン(USA)

 

ベイカーは、カリフォルニアの強豪、コール・ハウシュマン(USA)と対戦する。ハウシュマンは、バックハンドのアタックが印象的で、ここシドニーでキャリア最高の成績を収めた。ハウシュマンは、クオーターファイナルで今大会好調であったマーク・ラコマー(FRA)を倒し、セミファイナル進出を決めた。

 

ハウシュマンは、「今までで最高の結果を出すことができ、興奮している」と言った。「まだ仕事は終わっていないので、次のヒートに備えて集中したい。 アクセルから足を離したくないので、とにかくこの調子でいきたい。」と言った。

 

マルコ・ミニョー(FRA)
ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)

 

マルコ・ミニョー(FRA)は、ラウンドオブ16で同郷のジャスティン・ベクレ(FRA)を、クオーターファイナルではケイド・マトソン(USA)を破り、ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)とのセミファイナルでの対決を実現し、チャレンジャーシリーズでの最高の結果を手に入れた。ミニョーのエアリアル・パフォーマンスは、今日ノース・ナラビーンで複数のヒート勝利を得るのに十分だった。

 

WSLツアーズ・アンド・コンペティション・チームは、明日5月22日(月)現地時間午前7時15分に再集合し、午前7時35分のスタートに向けて競技再開の判断を下す予定である。

 

GWMシドニー・サーフ・プロ男子ラウンドオブ16結果(HEAT5-8):
HEAT 5:マルコ・ミニョ(FRA)14.00 DEF. ジャスティン・ベクレ(FRA)9.27
HEAT 6:ケイド・マトソン(USA)14.33 DEF. イーサン・オズボーン(USA)3.06
HEAT 7:ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)16.16 DEF. タジ・リンドブラッド(USA)15.17
HEAT 8:モーガン・シビリック(AUS)15.96 DEF. ジョアン・ドゥル(FRA)12.30

GWMシドニー・サーフ・プロ女子クオーターファイナル結果:
HEAT 1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.50 DEF. アリッサ・スペンサー(USA)14.66
HEAT 2:ベラ・ケンワーシー(USA)15.43 DEF. メイシー・キャラハン(AUS)9.40
HEAT 3:イザベラ・ニコルズ(AUS)16.20 DEF. テレサ・ボンバロ(POR)8.83
HEAT 4:インディア・ロビンソン(AUS)12.66 DEF. エリン・ブルックス(CAN)8.23

GWMシドニー・サーフ・プロ男子クオーターファイナル結果:
HEAT 1:ジャクソン・ベイカー(AUS)14.83 DEF. フレデリコ・モライス(POR)9.04
HEAT 2:コール・ハウシュマン(USA)12.77 DEF. マーク・ラコマーレ(FRA)11.20
HEAT 3:マルコ・ミニョー(FRA)13.16 DEF. ケイド・マトソン(USA)8.47
HEAT 4:ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)11.94 DEF. モーガン・シビリック(AUS)9.54

GWMシドニー・サーフ・プロ女子セミファイナル結果:
ヒート1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)10.83 DEF. ベラ・ケンワージー(USA)8.86
HEAT 2:イザベラ・ニコルズ(AUS)13.33 DEF. インディア・ロビンソン(AUS)4.37

GWMシドニー・サーフ・プロ男子セミファイナルのマッチアップ:
HEAT1:ジャクソン・ベイカー(AUS) vs コール・ハウシュマン(USA)
HEAT 2:マルコ・ミニョ(FRA) vs. ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)

GWMシドニー・サーフ・プロ女子ファイナルのマッチアップ:
ヒート1:サリー・フィッツギボンズ(AUS) vs. イザベラ・ニコルズ(AUS)

 

大会オフィシャルサイト:

GWM Sydney Surf Pro Presented By Bonsoy